第42話

📖🖋: 縺ゅk逾樒宛縺ョ譌・險
1,819
2024/08/05 15:42




ザザザッザザザッザザッ




サーシャ


どうして、





どうしてこうなった、?




分からない、





時間の経過が自分だけ遅いのを肌で感じる








あぁ、自分の手が暖かい、





でも、





サーシャ
なぁ、ニア、?
サーシャ
ニア、
サーシャ
ッニアッ!!!!
サーシャ
ニアぁぁあ゙あ゙ッッッ!!!!!!
サーシャ
ッポロポロ
サーシャ
ニアッ、ニアッ





でもッ!!!!!!




サーシャ
お前が、ッ!ニアがッ、
サーシャ
生きてないと、ッ意味っないッポロポロ






サーシャ
お前がぁッッポロポロ
サーシャ
いなきゃッッァあ!!!ポロポロ








あぁ、さっきニア殺ったの誰だっけ、









いま、今ッ!!!!!!
サーシャ
殺すッ!!



モブ
ッ?!!
モブ
そいつがッ!!!
モブ
そいつがわりーんだッ!!!




、思い出した、





ニアがあの日、泣きながら帰ってきた日ッ!










ニア
ッポロポロ
ニア
また、来たよ
ニア
殺しに来た
ニア
またッ!
ニア
あの、天使共悪魔共がッ!!!
ニア
今度は多分、
ニア
サーシャとか、カナエを狙ってる
ニア
僕の身内を片っ端から潰す気だッ
ニア
ギュ、


サーシャ
、!
ニア
もう、もう逃げても、
ニア
早かれ遅かれ僕は、殺される、
ニア
今日だって、脅迫状をかけられた
サーシャ
、!いつだ!俺がついてるときかよ、
ニア
、いや、アイツらは
ニア
、雷
ニア
雷だ
サーシャ
ニア
雷で脅す
ニア
僕が苦手なのを手にかけて
サーシャ
ニア
ねぇ、
ニア
早く、逃げてよ、
ニア
このままじゃ!!サーシャだってッッポロポロ
サーシャ
ギュッ
ニア
、ポロポロ
サーシャ
大丈夫、俺らは一緒だ
サーシャ
何があっても、絶対に、!
ニア
うん
サーシャ
だから
ニア
ッうん、
サーシャ
、にこっ


ニア
ポロポロ


涙を拭き取る
サーシャ
、もう泣くな、笑
ニア
!!!ッポロポロ
サーシャ
ふはッ、!なんで涙増すんだよ笑
ニア
だってぇえ!、!
ニア
優しいからぁッポロポロ









サーシャ
誰からだ、
サーシャ
誰からコレを!!!頼まれたッ!



モブ
ッ、ミカエル様だッ!!!!!!
モブ
ミカエル様がダリアを殺めろとご判断なさったッ!!!!!!
モブ
俺ら天使は!!!それに従うまでだったんだよッッッ!!!!




サーシャ
お前らは心がないのかよッ
サーシャ
ちょっと考えればッッ!!!!!!元仲間なんだろうよ?!!
サーシャ
できないってッッッ!!!無理だってッ、
サーシャ
判断できたろ、、、、??






モブ
は、はぁ?





少しの間があった時、1人の天使が口を開いた







モブ
思うわけねえだろ??笑
モブ
あんなッ堕天使!!!!!!
モブ
俺ら天使のイメージを崩す害役が!!!!!!
モブ
なのに、のうのうと!
モブ
地下牢で飯貰って!!
モブ
俺たち天界のみなと同じ息をしてるだけで虫酸が恥じるッ!!!!!!




モブ
ミカエル様が殺めろとご命令を下してくださり、!
やっと殺せた!
モブ
やっとだぁあ!!!!
モブ
アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \(笑)!!!!!!





















グチャッ!!!!




次の瞬間、










その流暢に語った天使の顔が潰れた




モブ
い、
モブ
いゃやぁぁあぁあぁあッッ!!!!、!




サーシャ
はっ、笑
サーシャ
仲間1人、首飛んだだけで泣くんなら
サーシャ
最初っからすんなよッ、







あー、ムカつく




今だけは、




なんも





考えられねぇ、











こいつら天使共と同じ空気吸ってるだけで






腹の底から反吐が出る





早く死ねよ


てか死ね







ニアを殺しといて生きてていいと思うな



存在すんな












サーシャ









自分が気付いた頃には




周りが血の海で、生臭い天使共の生き血が鼻を刺激した。








ニアは、もう今までの温かさや、生き生きとした瞳はなく、





氷の様に冷たく、



黄色に輝いた綺麗な瞳は生気を失っていた






サーシャ
ポタッ





ああ、今ならわかる



泣いてる、自分が




サーシャ
ゔア、ッあ"ぁッ!!!!




サーシャ
ポロポロ




吸血鬼、サーシャの心には大きな穴が空いた
今この一時で、誰もぬぐえないような






とても、



とても大きな穴が





そして、






その涙はニアの冷えた身体を彷徨い、




地面に落ちる頃には、





透明な雫は、不気味な程に、はたまたは、




憎らしいほど綺麗に輝き落ちる紅色へと、変化していた。








吸血鬼はその光景を見て


ギュッッ









こう言ったのだ



















サーシャ
俺らは、永遠に一緒だ、
サーシャ
永遠にな。







そうして、魔界で使う事を拒まれている









禁断の魔法










転生呪法




そして、夜に差しかかる眩しい光に照らされると同時に






また、その光よりいっそう眩しい光が




人気の少なくなった街に輝いた。

















でも、まだその神父の日記には続きがある









○月✕日

ニアが無くなって5年がたった。
ネイサンの花が2つに毎日増え、ニアの棺桶には
多くの白くて綺麗な花々が並んでいる。
サーシャは、ニアに毎回行ってきますのチューするんだよ(笑)?

ねぇニア、なんだか君が居なくなって、サーシャが痩せて、ネイサンやロトだって心配してる。
君が居なくなって、今までワクワクした日常が
こんなにも苦しくなるなんて思わなかった。
僕の寿命は短いよ。でも、サーシャはもっと長い生涯になると思う。

でも、もう僕ら、、、ニアで頭がいっぱいで
生きてる心地がなくって、今まで色ずいて見えた景色が、こんなにも変わるんだって。
ニアが居なくなって初めて実感したんだよ、?


だから、、、、
伝えたかったな、直接



大好き、いや、








愛してるって。







その日記は、滲んだ部分がよくある。



涙を流したんだなって、よく分かる。












葛葉
、いつ思い出すんだよ


葛葉
なぁ、ニア、カナエ
葛葉
いや、






『あなた』 『叶』








今日も、ある吸血鬼はその【日記】を読む。






いつか、そのパートナー達が思い出すのを胸に抱いて。






カナエ
ばか、ちゃんと覚えてるっつーの、




なでなで
夜宮 あなた
スーッ、スーッ


夜宮 あなた
ぅっ、スーッ

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