ポタｯ

そう、ある神父は

教会にある護るように呪文が貼られた




''棺桶''を揺さぶった

ある教祖の日記

○月✕日


今日、あるシスター？さんと天使？さんが教会に訪れた。
悪い死神を殺しに来たらしい。
天使さん？は吸血鬼？に噛まれた跡や、角がおられている姿が特徴的で、
なにより、ステンドグラスのように輝いた黄色の瞳が良くも悪くも人を溺れさせる容姿だ。
   シスターさんは、白い髪に赤い瞳、どっかの街の噂で聞いた『吸血鬼』??という外見に似ていることはシスター??さんには黙っとこう。

   2人は、それぞれ【サーシャ】【ダリア】と名乗った。
   あることに興味を持てるのは旅を初めていつぶりだろうか。

○月✕日

ダリアはこの名前が嫌いらしい。
聞く限り、嫌がらせで付けられた名前なんだって。
でも、白いダリアの花には、「感謝」「豊かな愛情」という花言葉がある。
その名前を付けた人は多分、彼が生まれてきたことを誇らしく思ってるのだろう。

○月✕日

サーシャは、ダリアがこの本名を嫌がっていることをわかっているらしく、
 でも、名前を呼ばないといけない場があるから、サーシャは【ニア】と呼んでいる。
ニアという名称は、ジニアと言う花から来てるって。

ニア、うん、何だかサーシャの愛情が伝わるねって言ったらすぐ白い顔がまっかになって、
『うっせ、、』とはぐらかされちゃった笑
ニアか〜、凄い良い名前。

【追記】

ダリア（白）・・・「感謝」と「豊かな愛情」

ジニア・・・「絆」「遠い友を思う」「いつまでも
                     変わらぬ心」「注意を怠るな」「幸福」