第3話

✊🏼❤️‍🔥
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2021/07/29 15:04
あなた side








ピピピピピピ……


鼓膜が破れそうなくらい音の大きい目覚まし時計を止めて、私はベッドから降りた。










あなた
……今日から新学期か、、、










クラス替えも有るし、流石に今日は学校に行こうと準備を始める。
学校に行く時は、清楚なフリをして行っている。



…………流石に、東卍に入ってるってこと、バレたくないし。










学校までは徒歩15分程度だ。
たまたま行かされてる学校が近くてよかったわ、、
父親も、態々そんな私に人生かけなくても良かったのに。





なんて、今更そんな事を思いながら歩いていると気がついたら正門の前に立っていた。










モブ1
あなたの名字さんだ……
モブ2
あんなに真面目そうなのにエンドのE組行きなんでしょ?
モブ1
E組に行くならもう関わりたく無いよね〜
モブ2
E組の奴と絡んでたら、ウチらまでアホになっちゃうもんね。
あなた
E組ヤツとは関わらない…か……











ちょっと私がモテるからって、媚びを売ってきてた女達のメアドは全て消えていて、最終的には校舎裏に呼び出されたと思ったらビンタまでされる始末。





『いつかボコボコにしてやりたいなぁ…』





なんてちょっとだけ思いながら、痛くも痒くもないビンタされた頬を何となく撫でた。





そんな2年の3学期の事を思い出していると、1年の時から仲がいい莉桜が後ろから抱き着いてきた。







中 村 莉 桜
おっはよーう姫!!
あなた
もー… 姫呼びやめてって〜…
中 村 莉 桜
あなたが私の好みの女の子だからさ〜
清楚で、か弱そうな、優しい女の子。
私が護ってやりたくなるじゃん!!









……ホントは東卍のNo.10やってます。
莉桜の好みの女の子じゃなくてごめんね、、








あなた
莉桜、地獄の坂道登ろっか…
中 村 莉 桜
帰りたい……









ハァハァハァ……
思ってたよりもこの山登るのキッついな……


明日からラブ愛車ちゃんに乗ってこよかな……








to be continued…











ちょっと長くなってしまってごめんなさい…🥲🙏🏼

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