第12話

#10
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2018/07/31 13:35
そして、彼はエレベーターの

1番数字の大きいボタンを押した。
さ、最上階?!
テヒョン
はい。



なぜ?


専門学校卒業したての彼が


最上階?


私も最上階っちゃ、最上階だけど


アパートの2階、、、


何よこの差!
テヒョン
つきました
そして、彼は1番奥の突き当たりの

部屋の方へ歩いて、鍵を開けた。
テヒョン
どうぞ
お邪魔します
わぁー
ひっっっっっっっっろ
テヒョン
あはははっ
テヒョン
あなた先輩ほんとに面白い
テヒョン
久しぶりにこんなに笑った
そう?
テヒョン
はいㅎㅎ
彼女さんは毎日こんなに楽しいんだろうな




ん、彼女、、、



さっき電話かかってきたよね
テヒョンくん?
テヒョン
はい?
さ、さっき、彼女さん?から
電話きてたよ
テヒョン
彼女?
そう言って彼は急いで携帯をチェックした
やっぱ彼女じゃん
初恋ってやっぱ叶わないんだね


なんかで読んだ気がする



目尻が熱い














あ、泣いちゃう













そう思った時にはもう遅くて






















私の目から一筋の滴が垂れ落ちた。








彼に気づかれる前に拭かなきゃ

服の袖で目を拭おうとした時


































いい匂いのものが私を包み込んだ。
テヒョンくん?
テヒョン
何泣いてるんですか?
テヒョン
俺でよければなんでも、話してください
じゃあ、1個聞いてもいい?
テヒョン
はい
なんで、キスしたりハグしたりするの?
テヒョン
それはあなた先輩のことが好きだからです
嘘はいけないよ
彼女さん、いるじゃん
だし、私可愛くないし
テヒョン
先輩は、かわいいです
テヒョン
自信を持ってください
じゃあ
彼女さんは?
テヒョン
彼女いないですよ?
だって、さっきソヒョンさんっていう
女の子から電話かかってきた
テヒョン
あれは、妹です。
いもうと?!
テヒョン
名前似てるじゃないですか
テヒョン
テヒョンとソヒョン
ほんとだ
テヒョン
ね?
そう言って彼は私の腰を抱きながら


顔を覗き込んできた。
テヒョン
先輩?
ん?
テヒョン
好きです。
テヒョン
大好きです。
テヒョン
初めてあったその日に、言うことじゃないと思うんですけど、俺先輩の彼氏になりたいです。
私が黙ったままでいると
テヒョン
だめ、ですか?
だめ

















































°
























































































































じゃないよ?

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