カリム 「マリサみっけ!」
マリサ 「見つかちゃった!」
使用人たちは、『周りに花が咲いている…楽園?』と思っていた。
彼女と、彼の両親は、二人の穏やかな空間を優しい目で見守っていた。
彼の方の名前は、カリム・アルアジーム。アジーム家の跡取り息子である。
西の国の大富豪の商人である。
彼女の方の名前は、マリサ・キリサメ。キリサメ家の跡取り娘である。
中央の国の大富豪の商人である。
彼らの、両親の目的は交渉であった。あったのだが…
マリサ 「つぎ、なにする?おとうさま!」
カリム 「おかあさま!」
マリサ&カリム 『一緒に遊ぼ!!』
ズキュン!という、言葉が合うだろう。心臓ら辺に手を当てていた。
二人は、それを見て首を傾げているのである。
ちなみに、首を傾げているのを見てー…使用人たちは
『自分も人のこと言えないけれど…商談しなくていいのかー…二人に返事は!?』
とー…思っていた。
マリサ 「ん?」
それで正気を取り戻した両親たちは、
『いいよ!何して遊ぶ?』と聞いたのであった。
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鳥などに好かれている少年が、南の国にいた。
彼の名前は、シルバー・ライドラー。
今は、彼は一人でいる。起こさないで置こうという、南の国の人達の配慮であった。彼の家は家族仲がいい。幸せな日々を送っている。
起きているときは、皆の手伝いをして居る。
周りから好印象をいだかれていた。
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手品が好きなのか…それは違う。手品をして居る本人が、彼の父親なのだから。
彼の名前は、エース・トラッポラ。
兄と共に、父親の手品を見ていた。彼の父親は、東の国では少し名のしれた手品師であった。大体自分の家前でしている。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。