第5話

3話
3,310
2021/02/17 10:53


重たい瞼を無理矢理あけると



見覚えのない白い天井と


ベットの横にもたれ掛かりながら


スヤスヤと寝ている緑のもじゃもじゃ頭の人をみつけた




リカバリーガール
おや、やっと起きたかい、
からだの調子はいかがかな?
あなた

あ、、、、、ご、ごめ、、な、さい

リカバリーガール
(ごめんなさい、、、?何に謝っているんだこの子は)
とにかくその体の傷、どうしたんだい?
(右腕の粉砕骨折、左腕と両足と酷い打撲
それに加えて大きな火傷の数々と無数の切りつけられたような跡、、
一体何が、、、)


あなた

わか、、らな、、っ
ありが、、、ございます、、、

リカバリーガール
ちょっと、!待ちな!そんな傷であんた動けんのかい?!
自分でもわかる。
ボロボロの体では歩けないことなんて
けど私といたらきっとみんな不幸になるんだ。



私のせいでみんないなくなっちゃうから
急いでドアの前まで行くと


反対側から勢いよく開けられて


黒髪の人が
相澤先生
おいお前、何やってる。
自分の怪我の大きさもわかんねぇのか。
さっさとベッドに戻れ
あなた

っ!!!!!

そういうとぐるぐると紐を巻き付けられてベッドまで戻されてしまった

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