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第17話

私の太陽
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
んじゃ、あなたちゃん。コレ
そう言って志麻くんから体温計が渡される
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
俺、スポーツドリンク持ってくるから
中学生のあなた
中学生のあなた
あ、はい。わかりました。
そうしてベッド周りのカーテンをして、志麻くんは冷蔵庫へとスポーツドリンクを取りに立った。
中学生のあなた
中学生のあなた
ふぅ...
ピッ
体温計の電源を入れる。
熱がないことを願おう。勉強が遅れるのは絶対に嫌だし。



ピピピッ ピピピッ
計り終えた音がして、数値を見る。
36.8℃
平熱である。
きっとさっきの頭痛はストレスかなにかで瞬間的に起こったものだろう。
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
お?計り終わった?
中学生のあなた
中学生のあなた
お、はい。
36.8℃なので平熱でした。
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
そっかぁ...
よかったぁ
どうしてだろう?
あまり会話をしたことのないこの人は、どうして私のことを心配してくれるのだろうのだろう。
当時の私には皆目見当もつかなかった。
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
ん?どしたん?
ぼーっと志麻くんを見つめていたからそう聞かれてしまった。
中学生のあなた
中学生のあなた
あ...い、いえ。
どうして私を心配してくださるのかなって。
あんまり会話をしたこともないですし...。
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
ふふッ
なに言ってるん?
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
あなたちゃんやて、よくクラスの皆の心配しとるやんけ
中学生のあなた
中学生のあなた
あ...はは...
そう、ですよね。
そう言って苦笑いをした。
私の心配と志麻くんの心配はもとが違うのだ。
私のは周りからの評価。頼れる人だと思われるため。そんな色々な感情が混ざった汚いモノ
だが、志麻くんのは違う。直感でそうわかった。
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
ん~...
まぁ、強いて理由をあげるなら...
そうだな
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
『助けたくて助けてるんやから、その人の後のことまで想うのが筋や』って考えてるから、かな?
私はその言葉にドキリとした。
この人は根本から違う。
どうしようもなく優しくて、正義感が強くて...純粋だった。
私にとってその純粋さが綺麗すぎて、太陽を直視するよりも眩しかった。
目がくらんだ。
中学生のあなた
中学生のあなた
そっか...。
志麻さんは本当に善い人なんですね!
そう言って私は志麻くんに微笑みかけた。
その時の笑みは作り笑いではなく、心から笑えていた。きっと志麻くんの優しさに触れたからだろう。
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
ッ!?
...あ、ありがとう///
...?
何故か赤面しながら答えた




あの時からだろうか。
志麻くんは私の太陽キボウとなった。
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
てゆーか、同い年なんやし敬語外してええよ
あと、志麻『さん』ってのも...『志麻』でええよ
中学生のあなた
中学生のあなた
えっ...えっと...
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
あ!無理はせんといてな!
中学生のあなた
中学生のあなた
い、いえ!
では、志麻、くん...で!
中学生のあなた
中学生のあなた
それから、ありがとう!志麻くん!
助けてくれて!
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
い、いや///
別にええんよ...///
中学生のあなた
中学生のあなた
...?
目の前の太陽はまた赤面した
照れ屋さんなのだろうか?
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
ま、まぁ
熱ないんやったらええわ
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
もうちょいで6時間目も終わるし、ゆっくり休んどこや
中学生のあなた
中学生のあなた
うん!

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ゆらら
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