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第26話

ちゃんと見ていたから
志麻
志麻
腕の包帯は別件やんな?
あなた
あなた
え・・・?
あなた
あなた
(いつ?いつバレたの?)
志麻
志麻
その顔、ビンゴかな?
私は俯いた。
どうやら、この人に私の嘘は通用しないらしい。
素直に認める他ないと思い、縦に小さく首を振った。
志麻
志麻
辛かったんやな...
もう大丈夫やから
志麻くんは私の目を見てそう言ってくれた。
だが、そんな志麻くんとは対称的に私は驚きを隠せずにいた。
あなた
あなた
気味悪いとか、
そう言うこと思わないの?
私がそう言うと志麻くんは、首を傾げた。
志麻
志麻
そんなこと思わない
それに、どんなことがあっても俺はあなたを愛してる
なんだってこの人は私の欲しい言葉を掛けてくれるんだろう。その度に私は貴方に救われてばっかりだ
あなた
あなた
でも、いつわかったの?
志麻
志麻
それは...あなたをソファに...
その...
「あぁ、押し倒した時か」と言おうとしたが、やめておいた。その事実に今更ながら志麻くんは恥じらってしるらしかった。
あなた
あなた
ふふッ そっか
でも、なんで判ったの?
志麻
志麻
なんでって?
あなた
あなた
だって服の上からじゃ判らないと思うんだけど...
志麻
志麻
あぁ、そーゆーこと。
志麻
志麻
なんか、あの時妙にあなたの腕が硬く感じてさ。でも、足の怪我にはそんなにグルグルに包帯はしてなかった...
志麻
志麻
てことは、腕には知られないようにっていう意識で包帯をグルグルにしてるんじゃないかなって思ったんだ
驚いた。全てが見透かされたように当たっていた。
隣にいて、こうも思考回路を見抜かれるものなのかと思わず感嘆しそうになる。
あなた
あなた
凄いね、志麻くん。
全部当たってる。
志麻
志麻
まぁ、伊達だてにあなたの隣にいる訳じゃないんでね
あなた
あなた
そっか
嬉しいなぁ...
私のことをちゃんと見てくれていたんだと思い、嬉しさでいっぱいになる。



だが、問題は別にある。
あなた
あなた
問題はこれからどうしていくか...
そう。これからである。
しばらく思案していると、突然志麻くんが口を開いた。
志麻
志麻
...あ!
俺に任しといてくれへん?
あなた
あなた
え?う、うん
志麻
志麻
安心しろって!
もうあなたに危害は加えさせない
あなた
あなた
じゃあ、お願いするね
志麻
志麻
おう!
話も一段落したので、時計を見る。
すると、もう5時を過ぎていた。
あなた
あなた
あ、もうこんな時間
志麻
志麻
やばっ!宿題!
あなた
あなた
そんなに宿題の量あったっけ?
志麻
志麻
数学の宿題は憂鬱ゆううつすぎてやる気が中々起きひんのや~!
あなた
あなた
あははっ
そんなに量ないし、パッパとやっちゃお!
志麻
志麻
え、でも帰らんくて平気?
あなた
あなた
志麻くんが早く終わしてくれれば平気
志麻
志麻
無茶言うなぁ...
志麻
志麻
でも、ま!あなたが居てくれたら頑張れるし、やるだけやってみる!
あなた
あなた
おぉ!その調子!
志麻
志麻
でも、あなたの宿題は?
あなた
あなた
授業中、問題集が終わってたから宿題も終わして来た
志麻
志麻
さすが学年1位・・・
あなた
あなた
はいはい、手を動かしましょうね
志麻
志麻
あなたセンセ厳しいー. . .!

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ゆらら
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