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第6話

逃げた場所
授業にはなんとか間に合った。かなりギリギリだったけれど...
3、4時間目は被害もなにもなく、穏やかだった。
ただ、この後が一番恐い。だって...
坂田
坂田
あー!やっと昼飯やー!
浦田
浦田
ちょっ!坂田っ!
うるさいぞ!
志麻
志麻
嬉しいのは分かるけど、大声出しすぎや
折原
折原
そーですよ、さかたん
皆、びっくりしてるやないですか
教室の中心で叫んだ坂田くんをなだめる2人。
そう、もう昼食ランチの時間。
今日も今日とて浦田くん、志麻くん、坂田くん、折原くんの4人は女子に誘われている。
だが、今日は生徒会の為、急いでいるらしい。そそくさと用意を終わらせていつもの4人で出て行ってしまった。
これまたいつものことだが、断られた女子たちがぶーぶーと文句を垂れている
あなた
あなた
私も目をつけられないうちに、どっか行こう
そう思い、急いで教室を音も影もなく出て行った
あなた
あなた
(あぁ、危なかった...怖かった...)
あなた
あなた
(もしかしたら、あと少しして遅かったら目をつけられていたかもしれない)
安堵しつつ、廊下を先生に怒られない程度の速さで小走りになりながら進んで行く
行き先は特には考えていなかったけれど、足が勝手に動いていた。



屋上にと思ったけれど、普段は生徒が立ち入らないように鍵がかかっているし、鍵を職員室から借りてきて、屋上に行ったとしてもクラスの女子に見つかってしまっては逃げ場はないだろう
それに、最悪の場合を考えてしまった。

___もし、突き落とされでもしたらどうしよう

そんなことを考えてしまって、恐くて怖くて堪らなくなり、屋上はやめた
では、私はどこへ向かったのか
無意識に移動したのだろう。気がつけば、そこは倉庫だった。

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ゆらら
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