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第9話

愛する貴方の真意は
私の抱いた疑問は絢野さんが聞いてくれた
絢野 真理華
絢野 真理華
ど、どうしてなのかな?
極めて可愛く言っているつもりだろうが、自分を選ばなかったことに怒っているのだろうか。頬がひくついていた
志麻
志麻
知ってると思うけど、俺、付き合ってるがおるやろ?
絢野 真理華
絢野 真理華
う、うん...
絢野 真理華
絢野 真理華
じゃあ!私よりアノのほうがいいってことなの?
志麻
志麻
『いい』っていうか...
俺にはあなたアノ娘しかいないんだ
絢野 真理華
絢野 真理華
どうして?
志麻
志麻
俺の全部を見て、全部を受け入れてくれて、全部を愛してくれてるから...かな
絢野 真理華
絢野 真理華
それって、アノ娘が『優しいだけ』だからじゃないの?
志麻
志麻
俺はまだあなたアノ娘の全部を知ってる訳じゃないけど...でも一緒にいて俺のことを心から想ってくれてるんが解る
志麻くんはいつもより真面目な顔をしてそう言ってくれた。
絢野 真理華
絢野 真理華
そっか...
絢野 真理華
絢野 真理華
ごめんね...
志麻
志麻
こっちこそ、ごめんな
志麻
志麻
折角、勇気出してくれたのに
絢野 真理華
絢野 真理華
ううん、いいの...!
ッ!私、もう行くね...ッ!
さすがに辛くなったのか、目元を腕で覆い隠し、絢野さんは出て行ってしまった
志麻くんはドアを見つめ、押し黙っている
いくら沢山告白されるからといって、振るのに慣れることなんて、ないのだろう
ましてや、優しい志麻くんのことだ。普通の人よりも辛さは大きくなるのだろう。
私だって、いくら絢野さんがイジメをしてきているからって、少々同情してしまう。

こんなこと思ってはいけないのだろうが、今はそれ以上に志麻くんが好いてくれていることが嬉しかった
...だが、自分でつけた腕の傷を知られ、身体中の痣を見られることが以前にも増して怖くなった。
ふと、自身の太股ふとももを軽く触る。
それだけのことでズキズキと傷んだ。
よほど蹴られたのか...毎回同じところを蹴ってきているのか...既にわからなくなっていた
ただ痛みだけがそこに事実として残っていた

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ゆらら
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