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第20話

貴方と帰ろう
川白 可憐
川白 可憐
なんで...!!
アンタなんかが志麻くんと...ッ!
あなた
あなた
う"っ...!?
痛い
絢野 真理華
絢野 真理華
アンタのせいで・・・
あなた
あなた
ぁ"あ"ッ...!!?
痛い  痛い
絢野 真理華
絢野 真理華
志麻くんは...ッ!!
あなた
あなた
い"っ...!!
痛い 痛い 痛い
絢野 真理華
絢野 真理華
振り向いてくれなかった!!!
あなた
あなた
....



痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い


絢野 真理華
絢野 真理華
ふぅ...
このくらいにしとこーかな
川白 可憐
川白 可憐
そうね~
『今日は』このくらいにしとこー
川白 可憐
川白 可憐
じゃあね~
絢野 真理華
絢野 真理華
明日ね~
踵を返し、2人は去って行った。
あなた
あなた
はぁ...はぁ...
息が荒い
苦しい
痛い
でも、
あなた
あなた
今日...志、麻く..と...
はぁはぁと言いながらへたり込んでいると、どこからか聞き覚えのある声が聞こえてきた。
志麻
志麻
あなたー?どこー?
あなた
あなた
(え?!志麻くん?!)
志麻
志麻
あ!いたいた!...って
えっ?
あなた
あなた
(まずい...見つかった)
へたり込んでいる私を見て、すぐに志麻くんは駆け寄って来てくれた。
志麻
志麻
何しとるん?!あなた!
ど、どうしたんや?
こんなに慌てふためいている志麻くんは初めて見る気がした。
でも、心配をかけてはいけない。
あなた
あなた
こ、ころんじゃって...
あはは...
志麻
志麻
本当に転んだだけなんか?
あなた
あなた
う、うん!
階段に躓いて転んじゃった!
おちゃらけて見せたが、うまく笑えているか不安だった。
志麻
志麻
でも...
目を虚ろ気味にして俯く志麻くん。
あぁ、やめて。志麻くんアナタにそんな哀しい表情カオは似合わないから。いつまでも笑っていて。
暗い空気を切り替えようと、体のことなんて考えずにスクッと立ち上がった。
あなた
あなた
本当にそれだけ!
だから早く帰ろ!
手を差し出し、帰ることを促すと志麻くんはその穢れのない手を私の手と重ねてくれた。
志麻
志麻
う、うん!
こうして、半ば強引に下校することになった。

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ゆらら
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