無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第15話

階段での出逢い
トサッ
ところが、頭を打つどころか何処も痛くない
代わりに乾いた布の音がした
中学生のあなた
中学生のあなた
あ...れ、?
声を発すると、手に先程までの重みがないことに気付く。 ハッとして上を見ると、
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
大丈夫か?
と志麻くんが私の頭上から投げ掛ける
この体勢からして、階段から落ちた私は背を預けるようにして志麻くんによりかかってしまったのだろう。
中学生のあなた
中学生のあなた
大丈夫ですよ
そう言って、いつもの笑みを浮かべ、すぐに体勢を直そうとくるりと向き直...ろうとした
だが、頭痛がして前のめりになる
中学生のあなた
中学生のあなた
...う"っ...!
片手で階段の手すりを、もう片方の手で頭を抱える私の隣で、
中学生の折原くん
中学生の折原くん
志麻くん、保健室連れてったってください
私の持っていた資料を折原くんが持っていることに気付く。
中学生のあなた
中学生のあなた
あ、私なら平気です!
すいません。ご迷惑をお掛けして。
折原さん、そちらは私が運びますから
中学生の折原くん
中学生の折原くん
センラでええよー
中学生のあなた
中学生のあなた
え、あ、じゃあ、私はあなたでいいですよ
中学生の折原くん
中学生の折原くん
じゃああなたちゃん
中学生のあなた
中学生のあなた
はい
中学生の折原くん
中学生の折原くん
あなたちゃんは保健室へゴー!やで?
中学生のあなた
中学生のあなた
だ、大丈夫ですよ!
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
大丈夫ちゃうやろ?
優しく言い放つ志麻くん。
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
顔色悪いで
心底心配そうな目で言われた。
そんな目で見られたら、言い返せなくなったてしまうじゃないか
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
あ、ちなみに俺は志麻とか、まーしぃでええよ
中学生のあなた
中学生のあなた
わ、私もあなたで結構です...が...
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
保健室!行こ!
中学生のあなた
中学生のあなた
ですから、大丈夫ですよ
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
あなたちゃん、無理はせぇへんでええんやで
中学生のあなた
中学生のあなた
えっ
そんな言葉、掛けられたのは久しぶりすぎて、戸惑ってしまった
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
ほな、行くで
中学生のあなた
中学生のあなた
えっ...ちょっ...!
中学生の折原くん
中学生の折原くん
荷物はセンラに任して下さい
中学生の志麻くん
中学生の志麻くん
おう、頼んだ
そう言うと志麻くんは私の手をひいて進む

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

ゆらら
ゆらら
              
青春・学園の作品もっと見る
公式作品もっと見る