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第4話

#4
その日はオールした。






ずっと部屋にこもって、音が治まるまでイヤホンをしてあちらの音を自分なりに殺した。…数時間すると、ドンドンと音を立てて妹が自室へと向かって勢いよくドアをしめた。私の部屋と妹の部屋が違ったことにこれほど感謝したことは無かった。


妹が部屋に行ったあと、私は音がおさまったので、イヤホンを外してベットに上向けになるようにして、ただただ趣味や自分を落ち着かせる材料である行為を行った。







私は何かあるといつも文字を綴っていた。昔からそれはずっと変わらなくて、私は物心着いた時から、何かあったらノートいっぱいに文字を綴るようにしていた。もちろん、紙に書くので、バレたらまた何か言われるためいつも終わったあとビリビリに破いていた。


……が、今は携帯というものを所持しているため、ひたすらメモに自分の感情が治まるまで書きなぐっていく。


自分にとって、文字というものは、自分を抑えるための薬という役割や価値観として捉えてない。人とコミニケーションをとるものではなく、自分の一時の荒れた感情を抑えるための薬。


私は……父親が亡くなってから変わった。言葉が怖くなり、電話の音が怖い。そして、昔よりも言葉という薬を打つのが圧倒的に多くなった。だから、私は言葉で傷つくとほんとに辛くなる。


言葉は私にとって精神を安定させる薬なのだから。暴力でも…そんなものでも比にならないぐらい、私にとって言葉で傷つけられるのは辛い。


本当の暴力なんて私はまだ受けたことないから、そんなことを言えるのだろうけど、今の状況では……私は文字で、言葉で傷つけられるのが1番辛いんだ。






そのままひたすら自分に文字という薬を打ち続けてると、やっと精神が落ち着いてきた。今まで書きなぐった言葉が、少し落ち着いて見え紡げるようになってきた。



そしてそのまま時間は流れて、私はいつもの安定した呼吸を行えるようになっていた。


さっきの事件が起きて約2時間ほど、私が精神落ち着くまでかかってしまったのだ。