あなた side
今日 、風磨が私の仕事場に行ってくれるらしい 。
私も行くって言ったんだけど
風磨が来るなって 。
私の問題なのに 、大丈夫かな …
『 風磨 、ホントに私も行かなくていいの ? 』
風磨「 大丈夫だからそんなに心配すんなって 。
今日日曜日だし 、子供たちのこと見ててやって ?
最近アイツら 、ママの元気が無い〜って相談してきてたからさ 。元気なとこ見せてやって 」
『 そうだったんだ …
… じゃあごめん風磨 、お願いします 、
… くれぐれも先輩の反感を買わないように 、、 』
風磨「 わーってるって 。
それ昨日も聞かされたからな 笑笑 」
『 心配なんだもん … 笑 』
風磨「 大丈夫だから 。
絶対成功させてきてやる 。 」
『 うん 、信じてる 』
風磨「 … じゃあ 、ちょっと気合入れさせて 」
『 へ 、気合って … ─── んっ 』
気合入れる 、なんて言うから
叫んだりするのかな〜とか考えてた()
そしたら風磨にそっと引き寄せられ
重ねられた唇 。
思ってたこととされてることが違って
頭が真っ白になった 。
聡「 ああー !!!!
ままとふまたん 、いまちゅーしてた !! 」
勝利「 しょーりもみた !!! 」
健人「 おれもままとしたい() 」
葉「 ふまたずるい(健人に抱っこされてる)」←
『 っえ 、ちょ … 、え ? 』
風磨「 ふは 笑
… んじゃ 、行ってくるわ 笑 」
『 っうん 、行ってらっしゃい !! 』
聡「 ふまたーーん !! いってらっしゃーーい !! 」
勝利「 おみやげかってきてねー !() 」
風磨「 気が向いたらな 笑 」
そう言って風磨は出ていった 。
がんばってね 、風磨 、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!