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第3話

2、ここは何処?
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2020/12/15 22:46
碧井 美月
碧井 美月
ん……………。
目が覚めて、今何時だろ、とまだ少し眠い頭を働かせながら周りを見渡す。
碧井 美月
碧井 美月
(……………………………あれ?)
見慣れない景色(というか外)。






冷たいコンクリートの地面。
碧井 美月
碧井 美月
(…………………寝ぼけてんのかな)
目をぐしぐし擦ってもう1回しっかり見てみるが、変わらない景色。
碧井 美月
碧井 美月
(………………なんかわかんないけど、ヤバくない?)
と、内心少し焦りながら周りを注意深く見てみると、僕のスクバがあった。




中身は…………………………
碧井 美月
碧井 美月
(………………変わってる!?)
教科書やノートは入れっぱなしだったのに、それがない。




入っているのはスマホ、財布、(何故入っているのか不明な)ヒプノシスマイクのガイドブックだけだ。
一応財布の中身も見てみたが、財布の中身は変わっていなかった。



小銭とお札とポイントカードやらキャッシュカードやらなんやら。




とりあえずホッとした。
碧井 美月
碧井 美月
(……………でも、どうしよう……。)


視界に広がるのは港。






僕東京にいたはずなんだけどなぁ…………。




なんか港見てヨコハマ思い出すの僕だけかな?←





とりあえずここがどこなのか、少し散策しよう。















そう思い、立ち上がって歩く。









































歩いていくと、港を出て街に出た。




高いビルばっか。
でも高いビルのすっごい奥には森がある。




何処かで見たことがある気がする…………。



でもまだ思い出せない。







碧井 美月
碧井 美月
……………………ん?
なんか人だかりが出来とる。






人だかりが出来ていたのはビルによくついているモニター。







なんかこの世界のことについて分かるかも…………!




そう思い、人だかりに近づきモニターの音声が聞こえるところに移動した。





すると












『先日行われたディビジョンラップバトル、優勝は我らヨコハマ・ディビジョン、MAD TRIGGER CREWでした!』
































………………………ん?





今すごーく聞こえちゃいけないことが聞こえた気がした。











空耳かもだしもう1回よく聞いてみよう、うん。













『いやぁ、最近凄いですね!MAD TRIGGER CREW!』



『そうですね。特にリーダーの碧棺左馬刻さん!彼の暴力的なリリックは日々進化していっていますね!』


その音声と共に流れる、MAD TRIGGER CREWの3人。










































嘘、マジか。

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