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第74話

番外編 友達なんて
5,452
2022/01/27 12:36
主という名の主
主という名の主
ぬぼぁ
主という名の主
主という名の主
嘘やろ
おいこの作品がこんな結果になって良いのか?
良くねぇな
良くないですね
バナナなんだなぁ……
全員−こ
は?
すんません
主という名の主
主という名の主
見てくれてる方やお気に入りしてくれてる方、ハート押してくださってる方々には!
主という名の主
主という名の主
なんと!!!!!
なんとぉ!?
主という名の主
主という名の主
主の!!!!!!
主のなんやぁ!?
主という名の主
主という名の主
ミドリムシあげまぁ〜す☆
ベキッ
主という名の主
主という名の主
ぎゃっ
変な期待させるんじゃねぇよ
ぶっとばします
不快極まりない
きっしょ
主という名の主
主という名の主
ブーイングの凄さよ
主という名の主
主という名の主
はい
主という名の主
主という名の主
番外編どうぞ〜☆
おい何もなかったようにするな
モブ女
ねぇねぇ莉犬くん!
ビクッ
な、なに……………………?
どうしたの?
モブ男
莉犬〜!
ビクッ
モブ男
ん?どうしたお前なんか顔色悪いぞ
い、いやぁ〜wなんでもないよ!
……………………俺、莉犬は最近






友達が怖くなってきた




きっかけは……俺が物を失くしたとき
あれ〜?どこ行った?
モブ男
おぅどうした莉犬、何かあったのか?
ペン失くしちゃってさ〜
今さがしてるとこ
モブ男
マジか、俺も探すわ
モブ男
俺もー!
ありがと〜助かる!
まぁここまでは良いだろう



問題はこの後だ
あー……ないわ
結局、さがせるとこは手当り次第さがしたが
俺のペンが見つかることはなかった



元々変なとこで几帳面なため、ああいうのは最後まで使いたかったなぁ……




と、落ち込んでいた
『あ、そういやアイツらは見つけてくれたのかな?』
ふとそう思い、友達の方へと顔を向けると













………………………………え?
モブ男
お〜莉犬!www
失くし物みつけたか〜?www


……………………アイツらは、俺を見てヘラヘラしていた


しかも探してもいない
「探す」

そう言っていたのにも関わらず
口先だけだった
あ〜……ごめん、見つかんなかったんだ〜……
自分の声音を聞いて、分かりやすく落ち込んでんなと自嘲する


……………………でも、アイツらは
モブ男
でさ〜モブ!www
モブ男
マジ!?www
………………………………………………
俺に見向きもしなかった


……………………俺としては

せめて…………せめて




強欲かもしれないが
『慰めてほしかったなぁ……』
そう思いながら、授業をうけたのだった
授業も終わり、皆が思い思いに動く中



俺は一人の友達に用があった
モブ女
あれ?どしたの莉犬くん!
いや〜実はさ……教科書返し忘れちゃって……
すぐ返そうと思ったのに……遅れてごめんね
モブ女
………………………………………………
モブ女
…………莉犬くん、いいの?
え?
モブ女
私がその気になれば……交換ノートに書いてた「かまってちゃん」なこと、皆に言うよ?
っ!
実は俺はこの子と交換ノートをしている

お互いに思い思いのことを書ける交換ノート



俺はそれが大好きで
ついこの間、この子に「かまってちゃんなのかもしれない……」

と書いたのだった


だが……………………それを今言うのは、おかしい気がする

返しそびれたのは俺が悪い

だがそれだけで……秘密を皆にぶちまけるのは……




都合がよすぎる
や……っ……やめてよもう〜!w
モブ女
あははwww
俺はとにかく笑って済ませたが

心の内は穏やかではなかった
…………はぁ……まただ
俺は交換ノートを読んでため息をついた







内容が「愚痴」だったからだ
あの子は大抵……愚痴しか書かない

いや別に無理に「書くな!」とは言わないが
これに愚痴を書くのはおかしい気がする



愚痴を言えるぐらい俺に信頼を寄せているのだろうか
だとしたら……………………俺は?






俺はあの子の気にさわるだけで秘密をぶちまかれるのだろうか
俺はあの子を信頼してたからこそ書いたのに










……………………友達って、そんなものなのか
今更気づいた



あぁ………………そうか

友達ってのは平面上で

実際は………………






都合のよい、なんでも聞いてくれる機械=ロボットのようなものなのか
……はは……っポロポロ
バカだなぁ……………………俺

こんな薄っぺらいものを信頼して
皆からしたら……


俺は……………………俺はただの



なんでも聞いてくれる機械のような存在か
グスッ…………あ〜………………マジかぁ……ポロポロ
初めて気づいた、残酷な関係




俺はずっと涙が止まらなかった












………………悔し涙なのか
はたまた怒りなのか


分からなかったけど
グスッ……はぁ…………………………
ひとしきり泣いたあと


















コンコン
莉犬くん………………?
どうしたの?
俺の泣き声が聞こえてたのだろうか


なな兄が部屋に入ってきた
何かあったの?
い、いや…………
俺に言って
溜め込むのは良くないことなんだよ?
………………っ…………
………………………………………………実は
俺はなな兄に全てを話した




そして最後に
なな兄…………………………
俺…………「友達」が怖いよ……ポロポロ
………………………………………………
なな兄は一言も喋らず真剣に聞いてくれた


そして少し考える素振りを見せたあと、
俺にこう言った
莉犬くん
……?
「友達」ってのはね、残念だけど……そういうものなんだ
「都合のいい関係」それが当たり前
少なくとも、俺もそういう事を知って落ち込んだ時期があったから
莉犬くんの気持ちが……痛いほど分かるよ
なな兄………………
でもね、莉犬くん
莉犬くんには…………俺たちがいるでしょ?
友達が怖いからって、離れるのは悪いことじゃないよ?
それは「逃げ」じゃないから
「自分で考えた末の結果」なんだから
………………………………!
莉犬くんが辛くなったら、素直に俺たちに言って
そして反対に、相談されたらきちんと相談に乗ること
俺たち家族は……みんなの支えがあっての家族なんだから
一人でも欠けたら…………それはもう家族じゃない
俺は莉犬くんに生きててほしい
大事な弟だもん
打ち明けてくれてありがとう
な、な兄…………………………
グスッ………………うん、俺もありがと!



……………………そっか、そうだよな






俺には大事な家族がいる










友達がいなくたって、可愛くて優しい「家族」がいるんだから












………………………俺は、俺なりの生き方をしよう
主という名の主
主という名の主
皆さんにとっての支えてくれる人たちって誰ですか?
主という名の主
主という名の主
ちなみに俺はフォロワー様や読者様です☆
主という名の主
主という名の主
いつも本当にありがとうございます✨

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