あなた「はぁっ、はぁっ、!!」
あの後伝えなければ、と思い家を飛び出した。
侑の告白は断らせてもらったが今まで通り侑とは仲良くしたい。
そう思ってしまう私はダメなのでしょうか。
あなた「とびおっ、!!」
インターホンを鳴らすと彼は出てくる。
びっくりした様子で私を見る。
影山「どうしたんすかっ、!!」
あなた「うっ、うぅ、(泣)」
影山「あなた、??」
あなた「好きなの、、」
影山「??何がっすか??」
あなた「飛雄が好きなの、(泣)」
彼は顔を赤らめると私の肩に顔を埋めた。
影山「彼氏なら、頭とか触っていいんすよね、。」
あなた「前から触ってたくせに。笑」
ああ、空間がずっと続けばいいのにな。
飛雄。大好きだよ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。