第3話

2話その声が聞きたくて
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2020/06/09 03:35
〜夜中〜
あなたはいつものように夜の町を警戒しながら歩いていた
花「静かな夜ですね」
朧「その割には、誰かいますね。殺気がすごいです。」
あなた「そうみたいね。」
あなたは小刀を構える
敵はすぐに切りかかってくるが、あなたは小刀で防ぐ
しかし_____
あなた「____葵?」
そこにいたのは、死んだはずの元恋人だった
葵「...」
葵はその場を去ってしまった


〜次の日〜
妃子「ねぇ、あなたちゃん、さっきからぼーっとしてるけど___あれ大丈夫なの?」
芦屋「昨夜の情報収集に帰ってきてからあんなですね」
永山「何かあったのかな、蒼世聞いてきてよ」
蒼世「なんで俺が...」
妃子「上司でしょ?外にでも連れ出して相談ぐらい聞いてあげなさいよ」
蒼世「...」
蒼世は渋々あなたを外に連れ出し、そのまま歩いていく
あなた「隊長、誘ってくれてありがとうございます」
蒼世「いや___帰ってきてから仕事に集中できてないみたいだったからな」
あなた「___すみません」
蒼世「昨夜なにがあった」
あなたは黙りこんでしまった。自分に元恋人がいることが知られてしまうのが怖いからだ
あなた「___なんでもないですよ」
そう言って事実を隠す。しかし、蒼世の顔は険しくなる一方だった
蒼世「聞こえなかったか?昨夜のことを報告しろと言っている。お前に何があったかは知らないし、なにをそんなに隠そうとするのか知らない。だが、俺はお前の上司だ。例えお前が傷つくような内容でも、俺が全部受け止めて守ってやる。」
あなたは驚いた顔をする。言い方には棘があるが、これが蒼世なりの優しさだからだ
あなた「____そんなだから、私はあなたのことが嫌いになれないのですよ。」
あなたは小声でぼそっと言う
蒼世「は?」
あなた「なんでもありません。全てお話します、私の過去と、昨夜のことを___」

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