私は今、病み期…ですね
何かと意欲がわかなくて…心の中無感情だし
ついには今日学校行きたくない、まで言っちゃったし
精神的に安定しないの
理由は…
ある日の放課後に…
体育館裏まで連れていかれて
蹴るだけじゃなく殴ったり物で殴られたり
そう言われてから私は精神的に追い詰められている。
だから今日も、彼を避けて1人で抱える
けど、今日の夜、ある人から声をかけられた
轟くんなら話してもいいかな…
そして話終わると、自然と涙が出てくる
と、その時
その声が勝己くんだと気づいた瞬間隣にいた轟くんの方へ顔を向けて勝己くんには背を向ける
気まずい…まだ顔を、そっちに向けたくない
後ろから抱きしめられ、顔を必死に背ける
涙で視界が歪む目がやっと勝己くんの目と合った
それでも…まだ下に俯いた
泣きじゃくりながらゆっくり話す
共有スペースには私と彼しかいない
私が落ち着くまでずっと背中を撫でてくれた。
それからずっと一緒に勝己くんとくっついてる
被害を加えた女子は勝己くんが注意
いつも通りの私たちに戻れました。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。