第42話

辛いなんて言ったら…3(轟)
5,112
2021/09/01 22:18
次の日の朝






たまたま轟くんとすれ違った






けど、彼は私を見てすぐ目を逸らした。
あなた
…やっぱ無理…
爆豪勝己
無理じゃねぇやるんだよ







それを見ていたのか、爆豪くんが私のところに来た。
あなた
爆豪くん…
爆豪勝己
…俺はあいつと昨日話した
あなた
…え
爆豪勝己
あなたと何かあっただろって。そしたら、俺の予想通りの答えばっかだったわ。さっさと仲直りしてこいや
あなた
…でも、
爆豪勝己
でもじゃねぇ。もしかしたらあいつから声かけられるかもしれねーけどそんときは無視すんな
あなた
…わかった、










その日の夜。






帰ってきてからすぐに部屋に行こうとした時。





ガシッ
轟焦凍
…ちょっといいか
あなた
…うん、





爆豪くんの言った通りだ…






轟くんの部屋に入る。
あなた
……あの、
轟焦凍
あなた…この前、強引に聞いて…すまなかった…その、やっぱり話せないか、?
あなた
…私はね、轟くんと釣り合わないんだって、付き合っちゃダメなんだって…
轟焦凍
…は?
あなた
…そうやって、1部の女子に言われてから嫌がらせされてて…巻き込む訳には行かないなって思って、轟くんを避けてた、
轟焦凍
な、
あなた
…ごめんね、心配かけてたら…でも、私は大丈夫なの、このくらい乗り越えないとさ、ほら、ヒーローって精神面も強くなきゃ行けないから、これも乗り越えないとさ、弱いヒーローになっちゃう……
そこまで言うと抱きしめてきた。
轟焦凍
…心配と不安しかねぇよ…なんで、言ってくれなかったんだ。むしろ巻き込んでいい、あなただけが辛いなんておかしいだろ…精神面とか今はそんなの関係ねぇ…自分を大切にしてくれよ…
あなた
…ごめん、
轟焦凍
…俺は…あなたを守りたいって思ってるんだ…弱いとかじゃなくて、俺の大切な彼女だ…だから、辛い時俺を頼って欲しい…
あなた
……うん、…ありがとう、
轟焦凍
……、チュッ
あなた
…へ、//
轟焦凍
……俺は、自分からあなたを選んだ。釣り合わないとか思わない、付き合っちゃ悪ぃなんて思わない。だから、俺のそばにいろ…辛かったら、頼れ、あなたに助けられたこと、俺は何回もある…だから、あなたを助けたいんだ、
あなた
…ありがとうっ






こんなたくさんの本音を彼から聞いたことがなかったから正直驚いてる。











でも、それ以上に嬉しいよ。
あなた
…好き、(ボソッ)
轟焦凍
…俺も、チュッ
あなた
ん、//
轟焦凍
…チュッチュッ、
あなた
…っ、//
轟焦凍
あなた、愛してる
あなた
…///









そこからずっと抱きしめられて離してくれない…約30分









彼のこと、知れて、良かったなぁ…

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