家に着いた時のこと。
私のお腹が激痛に襲われた。
痛いっす
ユンギは何してるかって?
手洗いうがいしてます。
ここは、"お腹痛い"って言った方がいいのかぁ?
…I don't know.
素直に寝たいと言えない私はなんなのか。
ユンギは自分から行動してるのに
私は何してんだ?
ポケットに入っている携帯をユンギに渡すと、
布団までかけてくれるなんて…
そう思いながらユンギを見ると
何か真剣そうに携帯をいじる。
あ、そういう感じっすか…
それmeの携帯なのに…
まぁ、感謝してます。
ユンギの"ギ"まで言ってないのに。
なにか焦ってるようだった。
白い肌が
さらに赤く染まっている。
そう言って思いっきり布団をかぶせられた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。