"ミン・ユンギ"っていたっけ…
あぁぁぁぁぁぁ
考えると余計思い出せない。
もしも、"ミン・ユンギ"が幼稚園で出会ってたら、
今は運命の再会なのかな?
同じ幼稚園だったら私の写真も名前も書いてある写真があるはず。
・
ないぞ。
おいおい、
どのページを見ても、
端から端まで見てもどこにもないぞ。
なーんだ、ユンギと同じ幼稚園じゃなかったか笑
ただ似てる名前だったのかな笑
そして私はユンギの卒アルを閉じて
棚に戻した。
携帯をいじってたユンギが目を見開いてこっちを見てくる。
少し嬉しそうな顔をしているのは気のせいか
私にはそう見えた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。