第13話

ループ 1
837
2017/12/05 10:40


「なにやってるんですか。木兎さん」


──突進してきた人物、 木兎さんにそう言うと
木兎さんは笑いながら


「いや〜 二人が前に見えたから走ってきたんだよ。そしたら足が止まんなくてさ

悪い!木葉!」

そう言って未だ痛がっている木葉さんの背中をバシンバシンと叩いた


「いっっ!?


……ふっっざけんなよ!木兎!てゆーかここ坂道じゃないし!!足止まらないとかありえないから!!」


涙目になりながら半ばヤケクソになって木兎さんにうったえる木葉さんはそうとう痛かったのだろう


……まあ俺も『夢』の中でその痛みをくらったから避けたんだけど。

そう思いながら二人のやりとりを見ていると木兎さんがこちらの視線にきづいたのか俺の方を振り返った


「あかーし?どうした?」



「あぁ、いえ。朝から元気だなって思っただけです」


そう言うと木兎さんは なーんだ。そっか
と言って俺の横にきて話をはじめた



俺と木兎さんと木葉さん


この3人であと残り少ない学校への道のりを俺は歩いた

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