第17話

ループ1
556
2018/12/09 11:36
「よーするに、エースで主将で、
後輩としては『大先輩』ともいえる木兎の制服をため息つきながらハンガーにかけることができるのは赤葦しかいないってこと」


だろ?小見やん



そう言いながら小見さんの肩に腕を回して木葉さんが言うと小見さんは小さくまた笑って言葉を続けた



「なんつーか、野球でいうとバッテリー?みたいな。木兎が平気でやってのける無茶な事を赤葦がしっかり受け止めて、サポートして...ってそんな関係を木兎と築き上げたのが『後輩』の赤葦だって思ったら単純にすげーなって思ってさ」



あぁ、だから今言ったのか。


そう思いながら先程ハンガーにかけたばかりの木兎さんの制服に目をやる



木兎さんの手によって少しシワのよった制服を
俺が直すようにハンガーにかける



木兎さんが投げて俺が受け止めて



そんな一連の流れを見たからこそ小見さんは思ったのだろう




「バッテリー」みたいだと。

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