第6話

辛い…
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2017/08/31 03:37
私は、朝早く学校に来て、自習を始めた。
あなた

あぁ、わかんない…

美里
あら、あなたちゃん。今日は随分早いのね。
涼介まだ来てないけど?一緒に来なかったの?
(ふふっ
あなた

あ、美里…ちゃん。
だって、美里ちゃんが近づかないでって言ったから…。

美里
ふふっ。そうでしょうね。私の涼介だもの。
なんなのよ。うるさいな。はぁ…

私は思わず泣きそうになった。
でも、こんなところで弱いところ出したくないから、必死に堪えた。

でも、やっぱり耐えられなくて屋上にかけ上がった


_______
あなた

あー!屋上気持ちいい〜!
もう涙なんて吹き飛ばしちゃえ!笑笑

??
こんなところで何してんの〜?
あなた

あ、りょ、涼介?!

山田涼介
もうすぐ始まるよ?
あなた

あ、うん。
てか、なんでここにいるって知ってるの?

山田涼介
いや、まぁ。教室にいなかったから、なら屋上かなって。
あなた

涼介勘が鋭いんだね笑笑
ありがと!

山田涼介
そうみたいだね笑笑
一緒に行こ?
あなた

あ、うん!(いいよね。こんなときぐらいは)

〜昼休み〜


涼介が1組に来た。
おかげでまわりの女子は大騒ぎ。
本当人気だね笑
美里
なに、にやけてんのよ笑
しつこいようだけど、わかってるわよね?
あなた

別ににやけてないし…。
わ、わかってるよ!

はぁ、やっぱり退屈だよ泣

涼介…ごめんね…
私、好きだよ。優しくて、かっこよくて、とにかく全てが大好き。

だって、涼介のことで嫉妬したりするとすぐに涙出てきちゃうもん。こんなに好きになったの初めてだよ?私、重度の寂しがり屋だね笑
美里
涼介〜!どうしたのー?
山田涼介
おう、あなた、呼んでくれるか?
美里
(はぁ…なんでよ。まぁいいか)
おっけー!
私は恐る恐る美里ちゃんの方を見た。
そしたら、なんか呼ばれてるみたい。
あ、涼介かな。いいのかな?行ってみよ

なんか、美里ちゃんたちの目が痛いけど…
あなた

涼介、どうしたの?

山田涼介
あ、ここじゃあれだからちょっと外でよ。
_______
あなた

で、どうしたの??

山田涼介
今日、空いてる?もしよかったら、俺ん家来ない?今日1人だからさ。
あなた

え、いいの?でも、美里ちゃんが…

山田涼介
美里?
美里がどうかしたの?
もしかして、なんか言われたの?
あなた

え?あ、いや、別に。

山田涼介
(わかりやすい笑笑)
言われたんでしょ?言わなくていいよ。
でも、気にしないで。あいつちょっとおかしいから。笑笑
あなた

ギュッ…

山田涼介
あなた?どうした? ギュッ…
私は、怖さと寂しさと涼介の優しさでいっぱいになって、おもわず涼介に優しく抱きついてしまった…きっと美里ちゃんに怒られるんだろうな。でも今日ぐらい許して…泣

まぁ、ここは涼介しか知らない秘密の場所みたいだけど…

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