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第1話

【シルクロード】 一緒に笑お

シルク
あなた!
私の名前を呼ぶ、君の声。
画面の奥にいた君との距離が、こんなに縮まるなんて、思ってもいなかった。
あなた

シルク!!

私が名前を呼ぶと、笑顔で走ってくるシルク。
…あぁ、やっぱり君のことが好きだ。
――――――――――――――――――*

シルクを初めて見たのは、YouTube

私が大学1年生の時だった。
音楽を聞こうとYouTubeを開いたら、Fisher'sというグループの動画がホームに表示された。

画面には二人の男の人。
1人は茶髪。もう1人は黒髪で分け目は二人とも同じ感じ。

私は、黒髪の人の笑顔に惹かれた。
コロコロと変わる表情がとても愛おしくなった。

Fisher'sは8人。
シルクロード
マサイ
ぺけたん
ンダホ
ダイブー
ザカオ
ダーマ
モトキ

私が惹かれた黒髪の素敵な笑顔の人はリーダーのシルクロード。
…その日から私は毎日動画を見るようになった
―――――――――――――――――*

私が画面越しではなく、初めてシルクに会ったのが、第2回目のオフ会。
その日はあいにくの雨。
でも、シルクに会えると思うと気持ちが高ぶった。

…はやく、早く会いたい


オフ会が始まる3時間前に会場に着いた私。

あなた

寒っ…

オシャレをしようと薄着で来たのが間違いだった。

一度、どこかのカフェにでも行こうと立った瞬間、私の目の前に現れたのは…
もしかして…オフ会に来てくれた子?
…私の大好きな、シルクロードだった。
あなた

ひゃいっ!

…緊張しすぎて思わず声が裏返る。
恥ずかしい…
シルク
まじかー!来るのめちゃくちゃはやくね!?格好寒そうだし!これ着てろよ!
シルクは着ていたジャンバーを私に羽織ってくれた。
あなた

いやいやいや、悪いです!!

シルク
遠慮すんなって!リスナーさんに風邪ひかれたら困るだろ!
リスナー…
そうだ、私はシルクにとって、リスナーの1人。
特別にはなれない。
あなた

…グスッ…ありがとう…ございます…

シルク
どした!?なんで泣くんだよ!
大丈夫か??

そう言って、頭を撫でてくれたシルク。

嬉しい気持ちと辛い気持ちが複雑になる。
…私はどうしてこの人を好きになってしまったのだろう。
私じゃ手の届かないこの人を…

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ゆら
ゆら
2次元を愛してやまない女子高生です。 黒子のバスケ ハイキュー 銀魂 などなど いろんな作品を書いていきたいです
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