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2017/10/31

第23話

頑張らないと
授業が終わるまで、私は保健室にいることにした。というか、担任にそう言われた。
先生
体調は平気そうだが、なんで無理して学校に来た。来なきゃいけないはそうだけど、いきなり教室に戻るのは・・・
本音を言えば、教室になんて行きたくない。まして、鈴だっていないんだ。
今まで一緒だった真理だって、今はよくわからないけど、私を裏切り者扱いしてるし。
あなた

いいんです。高校は勉強するための場所だし、したいから来てるので

先生
そうか・・・。無理するなよ
先生は心配しているような顔でも、私に笑を向けてくれた。
あなた

ありがとうございます


チャイムが鳴り、クラスのみんなが席を立つ。でも、俺はなにもしないでじっとしてた。
誠
どうした、お前。顔死んでんぞ
鈴
あなたちゃん気になって、全く内容頭入ってこなかった・・・
誠
いや、いつもだろ
それが違うんだよ・・・。
あの時のあなたちゃんの「好き」の声と、あの笑った可愛い表情が、何度も頭で浮かんでしまったのだ。
誠
この、イケメンリア充が。爆ぜろ
俺は我慢出来ず、あなたちゃんのクラスに行った。
すぐ隣の教室なのに、ドアを開けた瞬間、女子たちに囲まれた。
女子
鈴く~ん!
女子
今日なんで朝いなかったの?
鈴
えっと、あの・・・
今思うと、最近寄ってくる女の子が嫌になってきた。
ちょっと申し訳ない気もしたけど、俺は彼女たちを避け、廊下へ出た。
真理
鈴く~ん!
教室の前に着くと、元あなたちゃんの親友がいた。あの人なら、一応知ってるかも。
鈴
真理さん、あなたちゃんは?
真理
え、あなた・・・?
一気に目の色が変わって背中が寒くなったけど、今はそんなこと気にしていられない。
彼女は無理やり作ったような笑顔で、質問に応えてくれた。
真理
あなたなら、教室にはいないよ
鈴
いないの?
一瞬疑問には思ったけど、確かにそうだよね。いきなりは戻りずらいだろう。
彼女に礼を言って、俺はある場所へ向かった。

チャイムは鳴ったけど、まだ行くのが怖かった。
これじゃあダメだとわかっても、なかなか足が動いてくれない。
先生
顔色悪いな。もう一つ休んでおくか?
休みたいけど、お母さんにも大丈夫だと言ってしまったし、鈴にも心配はさせたくない。ここで頑張らないといけない。でも、首は横に動いてはくれず、止まってしまった。
先生
・・・無理はするな。一応、先生には言ってくるよ
ドアが閉まり、保健室は私一人になった。