プリ小説

第23話

準備
「うぅー、あつぅ…。」


文化祭まで残りジャスト1週間。


文化祭準備期間なので、午後の授業はない。


もう夏も近い。


梅雨のジメジメした空気はもう無く、昼間は毎日最高気温を更新していく日々。


「はいっ、ナポリタン作ってみたよ〜!」


調理室で試作してみる。


みんなお弁当を持ち寄るのはやめて、作ったものを食べることに。


やっぱ昼休みのあとの調理室は空いてる。


私が提案したの、名案でしょ?


「んまっ!

あなた、これいいよ!」


にじがひと口食べる。


「ほんとー!?

よかったぁ〜」


ナポリタン、お母さんと何回か作ったことあったけど、うろ覚えだったから不安だったんだよね〜…。


「やっぱお母さんに似て料理上手なんだな!」


「そんな事ないよ〜練習したからだよっ」


料理のこと褒められるの、嬉しい。


「ん、にじー!

コッチの方が美味ぇぞ!」


悠貴がにじを呼ぶ。


コッチ、というのは三空が作ったオムライス。


コッチの方がって何よ。


三空が料理上手なのは認めるけど、わざわざそのワードいる!?


“コッチも”って言えばいいじゃんっ!


三空と悠貴が楽しそうに話してる。


…悠貴ってば、ニヤニヤしちゃって。


三空、可愛いなぁ…。


このまま行けば…悠貴も三空のこと好きになって…両想い?


チク。


胸に針で刺されたような痛みが走る。


…?


なんだろ。


「んじゃオレ男子呼んでくるな!」


「あ、オレも付いてく!」


そうしてにじと悠貴は室内装飾の準備をしている男子達を呼びに出ていった。


「ちょっと三空さん、いい感じじゃないですかぁ〜っ!」


七海がツンツンッと三空の腕をつつきながら言う。


「えへへっ!

今回は頑張るんだもんっ!」


ぐっとガッツポーズを見せる。


うん、どんなことしても三空は可愛い。


いいなぁ…私も三空みたいに可愛かったら…。


って、そんなこと言っても意味無いじゃんね!


「腹減ったぁ〜」


男子がゾロゾロと入ってくる。


そしてみんなで昼食。


なんか、給食みたいで懐かしい。


「なんか中学みたいだね。」


隣に座ってるにじが言う。


「私もそれ思った!」


なんか、にじとは考えることが一緒だなぁ。





「今日は装飾だけだね〜」


週明けの月曜日、今日からは調理室を使えるのが時間制になる。


私たちは明日のお昼すぎと木曜日の放課後。


最後の最後に練習できるからよかった〜!


ふと窓の外を見ると悠貴の姿が目に入る。


あ、男子サボってサッカーしてる!


「ちょっとー!手伝ってよーっ!」


窓を開け、大声で言う。


「あと10分待ってー!」


ったく、にじを見習え!


教室には男子数人。


ちゃんと作業してくれてる人もいる。


「あ、そーだあなた。」


にじに肩を叩かれる。


「んー?」


「今日放課後空いてる?」


「うん、大丈夫だよ。」


「よかった、じゃあ、教室で待ってて。」


「あ、うん。」


…なんだろ、改まって。


あ、買い物に付き合ってって事かな?


今度は…誰のプレゼント?


私は既に貰ったし…。


結局、可愛いクッションを買ってもらった。


一緒に買いに行って、一目惚れ。


ちょっと高いけど、その分にじの誕プレも豪華にするってことで!


「あなたー!

こっちお願い!」


あ、私もやんなきゃ!


「はーいっ!」

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*ゆうう*
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