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第32話

エピローグ
「お、おはようっ」


「ぶはっ!!」


「なんで笑うのよーっ!!!」


朝、家を出ると悠貴が待っていた。


珍しすぎて、驚きすぎて、頭の中が空っぽになった。


「だってあなた、なにそのぎこちなさ!」


「うるさいなぁっ!」


だって…私たち、付き合うことになったんだよ!?


幼なじみだったはずの悠貴との関係が、“コイビト”ってくくりに入るようになったんだよ!?


なんか変な感じ。


悠貴も私のことが好きって、両想いって分かったことはこの上ない幸せ。


「って、付き合うってなにすんの?」


初めてだから何していいのか…。


「…とりあえず、手つなぐ?」


ん、と手を差し出す悠貴。


「残念ながら登下校は自転車です。」


「うん、おっしゃる通り。」


そーなんだよね、私たちチャリ通だから…。


あーもー、と言って悠貴はサドルにまたがる。


「よし、行くぞ!」


…結局、いつもと変わらず自転車レース。


私も自転車に乗る。


「よーい、どんっ!!」


同時にスタート。


やっぱり悠貴の方が速い。


でも全然嫌じゃないよ。


「今日からの文化祭でデートすんぞ!」


前から悠貴が言う。


ドキッ。


「うんっ!」





悠貴、


隣のキミが大好きだよ。