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第5話

桜咲く頃、散る頃。
46
2017/10/22 03:18
遅咲きの桜_________。
この学校で桜を見るのも2回目。

今日から新学期だ。

クラス表の張り出される掲示板に、
人がたくさん寄ってたかる。


先生
おっしゃ、じゃあ貼るぞー



((えっと…私の番号…
あった!2組だ。))


そこには、________彼の名前もあった。


優生と未だ話すことのなかった私。
少し気まずくも感じる。


そんな時だった。
昔から仲のいい男子が声をかけてきた。


なあ、何組やった?!
あなた

あ…の、えっと、2組…

うっわまじかーーー
また違うクラスかよ!
来年は一緒になりたいねー
あなた

え??あ、うんそうだね(笑)

予想もしてなかった言葉をかけられて、
ちょっとびっくりしてしまった、。

でも、その時思った。


((もう、恋はしなくても、蓮みたいな友達と仲良く楽しく過ごせたらそれでいーか!))

って。


吹っ切れた私は性格も吹っ切れてた。


前みたいに人目気にしたりすることもなくなって、大きな声も出すし、誰とでも仲良くして。

今の生活が楽だとさえ感じた。


久しぶりに喋った時だった。
優生
なんかさ、ちょっと変わったよね
あなた

え?なんでー?(笑)

気まずさを、ノリっぽく返した。
優生
俺、今ぐらい軽い感じの方がいーわ、
話しやすい
あなた

そうー?てか、まずなんも変わってないて!
そのまんまだよ?私!(笑)

((良かった…仲いい時のまま、喋れてる))





私はそれだけで十分だった。


そうして、私は温かい気持ちのまま2学年を終えることができた__________。











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読んでいただき、ありがとうございました😊
一応、実話で語ってます😂

今はどうしてるか…って??
2年の冬から、ここででてきた『蓮』の関係である人と付き合ってます😚💖(笑)


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