第5話

放課後デート!?
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2017/10/06 14:27
──キーンコーンカーンコーン♪

あなた「じゃ、あいばいばい!」

あい「うん!じゃーね!」

あなたちゃんは運動部でこれから部活なんだって。
だからわたしは自分の教室でひとりで待っている。
れいは他クラスだから待たないといけないんだよね。

れい「あいー。いくぞー」

あい「はーい。」

放課後にれいに連れ去られてどこかにいくなんて初めてかもなぁ~。

あい「ねぇ、れいどこいくの?」

れい「ナイショ」

あい「教えてくれたっていいじゃん!!」

れい「我慢しろよ。うるさくするとその口塞ぐぞ」

あい「それは嫌!」

れい「なら黙ってろ」

あい「むぅー」

れい「すねんなよ。着いたぞ」

あい「ここって!!」

れいに連れられてきたのはわたしが前から行きたがっていたスイーツショップ。

れい「今日は弁当のお返しにおごってやるよ」

あい「本当!?れいありがとう~!!」

わたしは嬉しくてれいに抱きついてしまった。

れい「おい離れろって///」

あい「あっ、ごめん、つい。」

れい「ほら食うぞ。」

そしてわたしたちは思う存分食べ、あ、わたしだけか(笑)食べました。

あい「れいありがと~!ごちそうさまです」

れい「おう。んじゃ帰るか」

あい「うん!」

甘いものが大好きなわたしはずっと宙に浮いた気持ちだった。
しかしそれが違う意味で宙に浮いた気持ちになるとは知らずに。

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