第2話

連絡先。
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2017/10/29 15:42
『亮、こっちこっち!!』

《おぉ!章ちゃん!》

私は顔を見た時、時が止まった。

「亮ちゃん、、」

《え、なんで、、〇〇》

突然過ぎて何も考えられなかった。

そう、あの幼馴染だった、もう絶対会えない、会えないと思ってたのに。

『え?もしかしてお互い知ってたん?うわぁ、こんな偶然ある??めっちゃ凄いなぁ!!』

《お、おぅ、そやな、》

「ふ、2人はなんで友達なの?」

私は恐る恐る聞いてみた。

『前の会社で一緒やったん、んで、俺が転勤になって、こっち来たら、亮もこっちにおってん!』

「そーなんだ!」
私はまだ亮ちゃんのことを直視出来なかった。

そして、、何時間経ったのだろう、、章大はお酒の飲みすぎで、亮ちゃんが送ることになった。

「ご、ごめんね、亮ちゃん、」

《ええよええよ、あ、そうや、》

カバンの中から手帳を出して何かを書き始めた。そして、それを破り私に渡してきた。

《これ、俺の連絡先、、今度、ゆっくり話そうや、、》

「え、あ、うん、、」

そして、亮ちゃんと章大はタクシーに乗り、居酒屋を後にした。

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