第3話

キモチ。
952
2017/10/30 09:48
貰った紙を見て私はちょっと嬉しかった。

「亮ちゃんに会えた。」

私は小さな声でそう呟いた。
でも、連絡していいものなのか、どうかまだ悩んでいた。

「どーしよ、とりあえずお礼だけ言っとこうかな♪」

私は亮ちゃんにLINEを送った。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇です。先程はありがとうございました!
あ、安田のこともごめんなさい、本当に助かりました。またよかったらお食事しましょうね!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




ちょっとかしこまった感じになったけど、、と思っていたらすぐに返事が来た。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こちらこそありがとう♪
まさか、〇〇に会えるとは思ってなかったわ。
あの、、あとさ、普通に話してくれへん?
距離あるのなんか嫌やねん、また絶対ご飯誘うから予定ずーーーーっと空けとけや?(笑)
じゃ、また連絡する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


私は嬉しかった、、、そして。
次の日から私は少し気分があがってた。

『〇〇〜おはよう♪』

章大が声をかけてきた。

「章大!昨日大丈夫だった??」
『なんとかな、朝起きたら家におってビックリ!亮からLINE来てたから、色々わかったけど、昨日ホンマにゴメンな!かんにんしてや泣』

「本当に錦戸さんいてよかった。」

『あ、そうや、後でちょっと話あんねん、ええか?』

「わかった、じゃまたあとで!」

私はまだ、章大の気持ちに気づいてなかった。

プリ小説オーディオドラマ