プリ小説

第2話

二宮和也
とりあえず髪とかは拭いといたよ。
二宮和也
服とかも濡れてたけど、まさか脱がす訳には行かないからさ(笑)、一応パーカー羽織らせたりタオルで包んだりしたけど。
二宮和也
でもまだ寒いっしょ?風呂沸いたから入ってきな。


ほんとだ。



私は、少し大きめのパーカーを羽織っていることに初めて気づいた。



あの家とは違う香りがふわっとして、それだけで何だか心地が良かった。




でも、ここまでして貰ってまだお世話になるのはさすがに…




ましてや目の前の人はアイドル。



あなた

大丈夫です。

二宮和也
気にすんなって。どうせ家になんて帰れねえんだろ?
あなた

でも……貴方、仮にもアイドルじゃないですか。二宮和也さんですよね。

二宮和也
へー。俺のこと知ってんだ。アイドルとかに興味持たなそうだけどねぇ…。
もしかして君、“あらしっく”って奴?
あなた

違いますけど…。こんなに有名だったら嫌でも耳に情報が入ってきますよ!



しかも、私の親友もあらしっくだし。



その子が嵐についてベラベラ語るもんだからジャニヲタ用語なんてもんの大抵は意味が分かるようになってしまった。




親友なんて、私のことだから1人しか居ないけどね。

二宮和也
大丈夫だって。俺は今、アイドルだからどうこうとかじゃなくて、


二宮さんは、急に真面目な表情になり、

二宮和也
1人の人間として、お前を助けたいの。
家出にも何か理由があるんだろ?そんな訳ありの奴、放っておくほうが最悪だろ。
あなた

お気持ちは嬉しいんですけど…。私、親友のところ行きますので。



すると二宮さんは、さっきの真面目な表情とは一変、急に笑い出し、

二宮和也
へえ、親友いるんだ(笑)
あなた

1人しかいないですけど。
てか、笑いすぎじゃないですか?

二宮和也
でも、その子にはちゃんとした家族がいるんじゃないの?
あなた

……

二宮和也
仮に一人暮らしだったとしても、高校生の稼ぎじゃろくな暮らしも出来ないでしょ?

二宮さんは、微笑みながら言ってくれた。
二宮和也
ここは大人に任せときゃいいの。
ほら、分かったら泣くな!!

私はその時に泣いてることに気づいた。

あなた

すみません…
大人にそんな言葉かけてもらえるの初めてで…。
安心して…そしたら急に…。

二宮和也
早く風呂入って、体も気持ちもさっぱりしてきな。


初めて、信頼出来る大人に出会えた。


それがとても嬉しかった。



心がぽかぽかしてる原因は、




きっと、お風呂以外にもあるのだろう。








一通り洗い終わった私は、そんな事を考えながら湯船に浸かった。


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み ま も な か
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どうもどうも✋ 【にのみやさんに拾われて。】 【みまもなかの #みま妄想 。】 只今連載中でございます。 占いツクールでも小説書いてます^^* 【君、想う。】 【私なりの恋愛を。】 【乃 木 坂 が ー る !】 を更新中です!ぜひ寄ってってください!笑