第9話

2,215
2018/02/01 11:40
二宮和也
部屋の電気消してくるから、先にベッド入っといて。



と言われたので、ベッドに入り掛け布団にうずくまって20秒した時、




掛けてた布団が剥がされた。



二宮和也
なに、布団なんか被って笑



笑った顔は、やっぱりアイドルなだけにキラキラしてるなあ なんて思ってたらボーッとしてたらしく……


二宮和也
やっぱ熱あるんじゃ…



というセリフと共に近づいてきた





意外にも大きな手と、整った顔。





その手は、私のおでこに触れた。


二宮和也
顔、真っ赤だよ?
貴方
〜〜っ!!
二宮和也
熱ある?それとも、照れたりとか?
貴方
もうっ、からかわないでくださいっっ



なんとなく恥ずかしくなって、またまた布団に潜り込んでしまった。


二宮和也
ごめんごめん笑
えーと、布団めくらせて?俺入れないんだけど笑



私は無言で布団を離す。


すると、二宮さんが入ってきて、隣に横になった。








二宮さんの横顔綺麗だなあ…。


二宮和也
お前の顔も綺麗だよ。
貴方
、えっ?!
二宮和也
声に出てた笑
貴方
もお、恥ずかしい…。
二宮和也
ふははっ、可愛いね笑



無理、心臓持たない…。





恥ずかしさと葛藤していると、規則正しい寝息が聞こえてきた。


寝息の正体は、隣の二宮さん。





やっぱり、相当疲れてたんだろうな…。


そんな時に拾ってもらって……








やっぱり、私って迷惑?




でも、二宮さんは暖かくこんな私を拾って、迎え入れてくれた。





二宮さんの言葉をもう少し信じていたいのは、あまりにもわがまま過ぎるのかな?


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