今日の夜、私は久しぶりにジョギングしている。
夜は昼間と違って凄く涼しくて
走るのにピッタリだ。
走っているとまた誰かにぶつかった。
そこにいたのはシルク....
でも、いつもと雰囲気が違ったから
この人はシルクに似てる人だと思った。
そう言って私達は一緒にジョギング
することになった。
休憩の時、私の恋愛をそっくりさんに
話した。
シルクさんが私を気にしている?
そんなはずがない。
覚えててくれたのは
たまたまなだけ!
そう。たまたまなだけだよ....
え?今....なんて??
『そっくりさんじゃない。』??
嘘でしょ....
まさか....本当に私の事気にしてるの?
アレで最後かと思っていた。
最悪な会い方で終わらなくて
良かった。
やばい、涙が出そう。
私って本当に彼に会っていい存在なの?
私は一般人
で
貴方は有名人
私は嫌われ者
で
貴方は好かれる存在
こんなにも真逆な人間に
私は会っていいのだろうか....
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。