相葉『あら〜 それは災難だった!!』
先生はまるで人事の様に聞き流すけど
ちゃんと話は聞いてくれてるってことは分かった
二人きりの補修のちょっとした安らぎタイム
学校の事とか美味しかったご飯の事とか
先生の実家で飼っているペットのこととか
ほんとにくだらないんだけどよく先生とそんな話も
するようになった
先生は明るくて聞き上手だから話してて楽しいし
気がついたら時間があっという間に過ぎちゃう
相葉『はい 今日はここまで〜』
あなた「ありがとうございました」
あなた「先生」
相葉『ん?なぁに?』
あなた「今回のテストって先生が作るんですか?」
相葉「さぁ?どうだろう(笑)」
あなた「え!先生じゃない可能性あるんですか?」
相葉『当たり前じゃん 先生方だって忙しいしね?』
先生は優しいから教えてくれると思ってた
先生はこういう時意地悪するんだ…
相葉『ちゃんと帰ったら復習するんだよ?』
わしゃわしゃって先生は頭撫でてくれた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。