今日は聖也に何があったのかが良く分かった日だった。
急に聖也のお母さんお父さんが亡くなってしまったという知らせを知り、唖然としてしまったのだが、
私はある事を完全に忘れていた。
そう、聖也と兄妹。
つまり聖也と一つ屋根の下……!?
無理絶対無理、、、
久しぶりに会っていきなり同居ってどういうこと!?
______まあ、それは後々聞くとするか。
聖也は少し微笑んでからお風呂場へと足を向けた。
私はそう思った瞬間まるで火山のように顔が真っ赤になった。
不意にお風呂場から声が聞こえ、バスタオルを出してなかったことに気づいた。
上半身裸の聖也がそこにいた。
私はあたふたして場所だけ伝えて自分の部屋に走って戻った。
私は恥ずかしさを隠そうと
お風呂場に行こうと思ったその時____________
ドアを開けたら聖也がいたのだ
もしかして、、と思って
私はオドオドしながら聞いてみると……
これから一緒の家ってだけで精一杯なのに
部屋も暫く一緒って…
私どうなっちゃうの!?
ドキドキな日常は続く_____________♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。