第6話

合わせ鏡 ニ
692
2017/10/17 07:29
あなた

友美〜。
0時に家庭科室で合わせ鏡するんだよねー?

友美
友美
そうだよ?
あなた

先生達も多分いるし…、
家庭科室までいけないんじゃないかな…?

友美
友美
多分大丈夫だよ!!
トイレ行ったことにして抜け出そ〜!
あなたは少し怖いと思っていた。
夜の学校ってだけで怖いのに…。
合わせ鏡を夜遅く…しかも0時にやるなんて…。
そう思っていた。
友美
友美
明日の星空観察楽しみだね〜!
まぁ、その後のほうが楽しみだけど…!
ねぇ、あなた?
あなた

う、うん…。

友美
友美
はやく明日にならないかな〜♪
友美はすごく楽しそうだ。

次の日…ついに星空観察の日。
だからといって観察は五時から。
でも友美にその前から遊ぶ約束はしている。
友美
友美
おじゃましまーす!
あなた

あっ!友美だ!

友美
友美
あっあなた!
今日はまちにまった学校に泊まる日だよー♪
あなた

そ、そうだね…。

怖いのに…、
行かなきゃいけないんだ…。
あなたはそう思った。
あなた

ねぇ、本当に…、合わせ鏡をやるの…?

友美
友美
うん!
あれ?ひょっとして…、あなた怖いの?
あなた

えっ…、そ、そんなこと…。

友美
友美
ならいいんだけど…!
はぁ…、楽しみだな〜!
そして五時。
学校に友美と一緒にいった。
まだ空は明るかったけど、しばらくたつと
空はキレイな星空…。
あなたはドキドキしていた。
友美
友美
きれいだねー。
あなた

う、うん!

はぁ…。0時に合わせ鏡か…。
やだな…。
あなたはあんまり信じてはないけどなんとなく怖いのだ。
それに、先生達に見つかったら絶対に怒られる。
星空を観察するのは、終わりあなたたちは、
よるご飯を食べ、パジャマに着替えて寝る準備をした。
隣には友美がねる。
0時ちょっと前に…
友美
友美
先生ー
あなたと、トイレへいってきます〜!
そう言って家庭科室まで行った。
あなた

ほ、本当にやるの…?

友美
友美
やるに決まってんじゃん!
友美は懐中電灯をもち、家庭科室にはいる。
友美
友美
あっ。
大鏡!
友美はつぶやく。
友美
友美
んじゃやるよー。
あと何分かな〜?
友美は時計を確認した。
あなた

うん。
ドキドキするね…。

友美
友美
そうだねー!
そして合わせ鏡をした。
友美
友美
…。何も起きないね…。
あなた

そうだね…。
きっとただの噂なんだよ!!
もう行こ…。

あなたはすこしホッとしていた。
あなた

あれ…?
友美?おどかそうとしてるの?
ねぇ…隠れてるんでしょ?友美?

友美がいない。
懐中電灯が落っこちている。
あなたはそれを拾い上げた。
あなた

先に帰ったのかな…?

そう思い教室へもどった。
でも友美の姿が見当たらない。あなたは周りの子に聞いたが知らない…。と答えた。あなたはトイレかな…?と思い待っていた。
そう待っているうちにあなたは寝てしまった。
そして朝…
あなた

うっ…。

あなた

もう朝かあれ?友美…?

友美はまたいない。

先生に聞いたら…
それが…と言うようにいいにくそうにしていた。
先生は
先生
それが…。
昨日から行方不明で…。
えっ?
昨日から?
もしかして…
あなたは嫌な汗が流れた。
本当に鏡の中に…。
あなた

先生…。
友美…は…。
本当に…?

先生
そうです…。
次の日から友美は、学校に来ませんでした。
本当に鏡のなかに引き込まれたのかはわかりません…。
としこ
としこ
皆さん…合わせ鏡にはご注意を…。
次鏡の中にひきこまれるのはあなたかもしれませんよ…?
合わせ鏡はおわりです。次回もお楽しみに…。
♥、コメントとても嬉しいです。

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