第22話

俺の気持ち 1 (和磨目線)
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2017/10/14 03:31
最初は、本当にあなたのことはただの
妹くらいにしか思っていなかった。

だから美姫菜に出会って、
こんな美女がいるんだと思った。

しかも優しくて気を遣えるいい子

付き合ってほしいと言われたときは
嬉しかったし、
俺も好きだと言って付き合い始めた。

デートは美姫菜が行きたい場所に
行った。

楽しかったのも事実。


でもなぜか、美姫菜と付き合い始めてから
あなたが他の男子達に笑顔を
見せていたり、話していたりすると
心がモヤモヤする感じがした。

美姫菜が他の男子達に笑顔を見せていたり
話していたりしても、モヤモヤしない。

なぜだろう…
わからなかったから、慎之介に
相談することにした。

「なぁ、慎之介。
 このモヤモヤはなんだと思う?」

「はぁ、ったく。
 それはあなたに恋してるって
 ことだよ。」

「え?いやいや!俺は美姫菜と
 付き合ってるんだぞ?」 


「林のこと俺を知らないやつだと
 思って説明してみろよ」

「いきなりなんだよ」

「いいから」


「美姫菜は優しくて気を遣える人
 野菜とかきちんと取り分けてくれるしな?」

「じゃああなたのことを
 説明してみろ。」

「あなたは俺の幼馴染で、
 すこし男っぽいところがあるけど、
 意外にクマのぬいぐるみが好きという
 のもあるんだ。
 強がりが得意だけど、繊細なココロだから
 俺がどれだけ慰めたか(笑)」

「ほら、林さんとあなたの
 違い。
 彼女なのに説明で出てきたのは
 2行くらいだろ。でも
 あなたはそれ以上出てきた。
 そういうことだ」

「で、でも…」

「林さんにプレゼントを
 渡す日とかないのか?」

「え、えーと。誕生日がある」

「じゃあその前日くらいに
 プレゼントを買いにあなたと  
 行ってみたら?」

「おい、なんでだよ」

「いいから。とにかく行ってみろ。」


だからプレゼント選びに
あなたと一緒に出かけた。