第24話

俺の気持ち 3 (和磨目線)
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2017/10/15 03:30
最近は美姫菜とのデート中にも
色々考えるようになった。

楽しいだけじゃ恋とは言わないのか。
ホッとってなんだ。

そして俺は本当に誰が好きなのか。

「………ま」

「和磨?どうしたの?」

「あっ、ごめん。
 なんだっけ(笑)」

「だからここのお店見たいなって」

「あ、いいよ!入ろう」


「ねぇ、和磨
 これ似合う?」

「似合う!美姫菜にピッタリ」

「うふふ。ありがとう!」


〜食事中〜

「和磨。聞きたいことあるの」

「ん?なに」

「あなたさんって和磨の
 幼馴染なんでしょ?」

「うん、そうだけど」

「あなたさんの良いところ
 教えてほしいの」

「あなたのいいところか〜」


いきなりどうしたんだろうとは
思ったけど、答えることにした。

「あなたは…
 サッカー部のために
 いつも笑顔でいて励ましている
 ところかな」

「じゃあ私の良いところ。」

「美姫菜の良いところは
 気を遣えるところだろ。」

「やっぱり…」

「え?」

「あなたさんのほうが
 好きなんじゃない!
 もういい!」

「ちょっと待って」

そう言って店を飛び出ていった。

〜次の日〜
サッカー部の奴らは
なぜか知らないけど、そのことを知っていた。

「なぁ。和磨。
 彼女と破局危機なんだろ?」

「いや、別に破局危機って
 わけじゃ」

「強がんなって。
 美男美女も大変だな〜」

「喧嘩の理由はなんだよ」

「理由は俺。」

「詳しく」

「俺が最近考えるようになったことが
 あって、美姫菜のことほんとに好きなのか
 って言うことなんだ」

「おい、あんな美女、好きじゃなきゃ
 なんだよ。」

「別に俺は顔だけで好きになったわけ
 ないけど…」

「じゃあなにがだめなんだ?」

「だめとかじゃなくて、なんか
 うん。」

「じゃあ別れんの?」

「…美姫菜が嫌いって言うわけじゃないし」


「他にも理由がありそうだな」

「あなたが他の男子と話してたり
 するとモヤモヤして、それが
 好きって言うことだって言われて
 わかんなくなった」

「そりゃあなたに恋してるわ」

「そうだな」

みんなが口を揃えていった。

「それで俺自身考えてみて…」

「「どうだった?」」

「確かに美姫菜はいい人だけど
 いい人としかわからなかった。
 でもあなたといると
 自分らしくいられて、
 ホッとして…」

「そりゃー。あなたにぞっこんだな」

「だから、美姫菜とは別れる。
 こんな気持ちで美姫菜といたって
 美姫菜に申し訳ないから…」

そんな話をしているところに
大和が現れて、
美姫菜があなたに色々して
俺は2人とも傷つけたことを知った。