※今回はけい目線です※
((キーンコーンカーンコーン))
放課後のチャイムが鳴った
俺は何故か呼び出された
校舎裏に。
椅子においてあった手紙に書いてあった
"つくえ"その紙には
"下駄箱"その紙には
"バスケコート"その紙には
"校舎裏に来て?"と書いてあった
そして今に至る
誰が読んだのかもわからない
何されるかもわからない
イジメられるかもだし、告白かもだし
まさかの宣戦布告かも…だし?
俺の予測は的中した
来たのは一番予想しない人物だった
冷ややかに言った
るいとは照れ屋だ
だからそう言ってみた…のが間違いだったのかもしれない
少しキツめに言ってみた…その時だ
((ドサドサァッ))
あなたにバレた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。