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第2話

第2話
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2017/10/07 10:40
【矢巾side】

やっと書き終わった__一応大学には行こうと考えていたから進学と書いておいた。

時間はお昼休み真っ只中。今日は、いつものミーティングもないし、久しぶりに天音と一緒に食べようかな__あれ?いつ最後に一緒に食べたっけ?分からないぐらい一緒に食べていなかった。そんな事を考えながら、天音のいるクラスに向かった。

矢巾)あれ?・・・天音いないな・・・

そこには天音の姿はなかった。すると、

藤咲)あーれ?これはこれは!ちとせんの彼氏のやーはばくんではあーりませんかー!

矢巾)・・・藤咲、うるさい・・・てか、天音知らない?

藤咲)ちとせんなら、前原とどっか行ったぜ?お昼食べに行ったんじゃね?

矢巾)そっか・・・さんきゅ!探してみるな!

藤咲)おう!部活でな!

矢巾)おう!

そう言った藤咲は、友達の元に戻っていった。

さあ__探しにでも行くか!全く、前原のやついい時に天音を連れ出すよな__覚えてろ__

俺は天音を探しに向かった。校舎全体を探したが、一向に天音は見つからなかった。__ということはあそこしかないな!

俺は、階段を駆け上がり屋上に向かった。


【天音side】

今日はいつもお昼にやっている男バレのミーティングはないらしい。だから、男バレのマネでもある稜ちゃんとお昼を食べる事にした。

天音)稜ちゃんもさ・・・いつもミーティングだったからいつも一緒に食べれなくて寂しかったよ〜・・・

稜稀)はいはい・・・ごめんって・・・

天音)でも、今日は食べれたからいいや!

私は、購買で買ったパンを頬張る。

本当に久しぶりだな__でも、稜ちゃんは彼氏と食べたいんじゃないのかな?

天音)ねぇ、稜ちゃん?

稜稀)ん?どうした?

天音)・・・彼氏の・・・えっと・・・

稜稀)英の事??

天音)そう!国見くん!・・・一緒に食べなくていいの?

稜稀)えっ!?い、いいの!部活でも会えるしさ!天音とは、休み時間しかゆっくり会えないし!だから、いいの!

天音)・・・そっか!そうだね!よかった!

稜ちゃんとは、高校で初めて会った。中学は東京だったらしい。何かかっこいい!シティーボーイやシティーガールがいる所!!←

稜稀)天音は?矢巾と食べなくても?

天音)う、うん!稜ちゃんと食べたかったし!

稜稀)そっか!((矢巾にドヤ顔出来る!

天音)あ!そろそろお昼休み、終わるね!行こっ!

片付けて、教室に戻るためにドアを開けようとした。しかし、逆に開いて。

ドンッ

私に直撃した。

天音)いったぁ・・・、急に開けないでよね!

全く!犯人は誰だ!!←←

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