第41話

あつしくん
2,434
2018/02/17 14:05
トド松
トド松
ふぅ~ん...なるほどぉ~......それで?お昼は一緒に食べたの?
十四松
十四松
うん!!✨すっごく楽しかったんだぁ~...!
十四松兄さんは目を輝かせて言った。
いや、ほんとに輝いてたから。いや、マジで。
トド松
トド松
それで?
十四松
十四松
えっとねぇ~、その時花ちゃんが、
あつしくん
あつしくん
あれ?松野??
トド松
トド松
えっ
その時、一瞬僕の思考が停止した。
のを今でも鮮明に覚えている。←思考停止したけど
十四松
十四松
あー!あつき君だ!!!!!
あつしくん
あつしくん
あつしです…!
僕はこいつが苦手だ。
トド松
トド松
えぇ~.........
トド松
トド松
よりによってこんな所で会うなんて...
あつしくん
あつしくん
松野、心の声がダダ漏れなんだけど…?
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十四松
十四松
ねーねー、たつき君!次はどこ行くー!?
あつしくん
あつしくん
........十四松君、それ、わざと?
十四松
十四松
何がー!?
あつしくん
あつしくん
.......何も無いよ。
あの後、十四松兄さんとあつしくんがいきなり仲良く(?)なったので、3人で出かけるハメになってしまったのだ。
トド松
トド松
はぁ~......
あつしくん
あつしくん
.............
トド松
トド松
なに...?
あつしくん
あつしくん
...いや、何も?
あつしくんは少し僕の顔を見てから、また十四松兄さんと話し始めた。
..........僕には話しかけてくれないのかよ...
はっ!?僕、今、なんて!?
十四松
十四松
じゃあねー!たつしくーん!!!!!!
えっ?
あつしくん
あつしくん
..........うん、もうなんとでも呼んでくれていいよ。
トド松
トド松
えっ、ちょ、待ってよ…
走りかけた僕は、何者かに手を引っ張られたことによって、止まってしまった。
トド松
トド松
うわっ....!
少し、ほんの少しだけ期待して、僕は振り返って言う。
トド松
トド松
なっ、何すんの!
トド松
トド松
あつしくん!!
あつしくん
あつしくん
ごめんごめん、松野。
あつしくん
あつしくん
最近、やってないから溜まってんのかなーって、
トド松
トド松
......別に...
あつしくん
あつしくん
だって機嫌悪いし、気持ちよくさせてあげるからr
僕はあつしくんの口を手で塞ぐ。
トド松
トド松
さっきから、変な表現やめてくれない!?
あつしくん
あつしくん
ん?なにが??
あつしくんは笑顔で言う。
トド松
トド松
だから!
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トド松
トド松
ただの愚痴大会を変な表現するのやめてってば!
あつしくん
あつしくん
別に?そんなことしてないけど?
僕達は、恒例の「愚痴大会」をするため近くの漫画喫茶によった。
トド松
トド松
はぁ......全く
あつしくん
あつしくん
...........
なぜかあつしくんはニコニコ、いや、ニヤニヤしている。
トド松
トド松
....なに
あつしくん
あつしくん
いや、なんで機嫌悪いの?今日
トド松
トド松
別に、ふつー
あつしくん
あつしくん
.....ふーん。ねぇ、スタバァでさ僕前までバイトしてたんだけど、
トド松
トド松
......知ってる。
あつしくん
あつしくん
ほんとに、店長がうるさい人でさぁ
トド松
トド松
だよねぇ!?僕なんか、この前.........
僕はいつもこんな感じにあつしくんの話の流れに乗せられて、愚痴を吐いてしまう。













あぁ、僕はこいつが苦手だ。

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