第62話

番外編❷ー怪談ーー
1,847
2018/04/15 13:37
チョロ松
チョロ松
っていうか料理にダサいとかあんの!?
一松
一松
あるに決まってんでしょ、馬鹿なの?
チョロ松
チョロ松
ばっ...!?
一松
一松
あっ、口がすべった…
チョロ松
チョロ松
なっ....!?
トド松
トド松
サラダの野菜まで、種類ごとに並べることないでしょ!?
チョロ松
チョロ松
そっちの方がいいでしょ?
ゆう
ゆう
良くない!
一松
一松
野菜ごとに並べてあるサラダってどんだけダサいんだよ、このシコ野郎
チョロ松
チョロ松
シコ....!?
一松
一松
あっ、また口が....
チョロ松
チョロ松
滑りすぎだこらぁああ!!!
あなた
ちょ、落ち着け
カラ松
カラ松
.........
おそ松
おそ松
.........
カラ松
カラ松
なぁおそ松
おそ松
おそ松
んー?
カラ松
カラ松
何かあったか?
おそ松は箸を止めて、ゆっくりと、カラ松の方を向いて
おそ松
おそ松
なんもないよ?
カラ松
カラ松
.........そうか
その日のおそ松は食事中全く喋らなかった。
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十四松
十四松
お腹いっぱーい!
あなた
うちもー!
ゆう
ゆう
.....雨止まないね
チョロ松
チョロ松
ほんとだね、天気予報ではもうやんでるはずなのに
トド松
トド松
家の中も薄暗いし......
その瞬間、
トド松の言葉を遮って大きな雷が鳴った。
トド松
トド松
ひぃいっ!!
あなた
わっ!
ゆう
ゆう
十四松
十四松
わっしょーい!!!
そしてすぐ家中の電気が消えてしまった。
一松
一松
おっ、おい.....
あなた
停電!?
ゆう
ゆう
やば!めっちゃ真っ暗なんだけど…
トド松
トド松
無理無理無理無理無理無理
トド松はそう言って十四松に抱きついた。
カラ松
カラ松
とりあえずブレーカーを.....
カラ松が立ち上がろうとした時、机の真ん中に小さい明かりが灯った。
チョロ松
チョロ松
........ろうそく?
おそ松が持っていた、大きくて長いろうそくを机の上に置いた。
おそ松
おそ松
せっかくだから、怖い話でもしない?
そんな、あいつの提案で俺たちは怪談を、始めた。
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トド松
トド松
はい!僕のお話終わり!
ゆう
ゆう
普通に怖かったんだけど~.....
そう言ってゆうは自分の肩を抱く。
トド松
トド松
へへ~ん!先輩におしえてもらったんだ!怖いでしょ~?
チョロ松
チョロ松
んじゃ、最後はおそ松兄さんだよ
おそ松のあの提案から、かれこれ30分。
1人1話ずつ、怖い話をして言った。
おそ松
おそ松
これはある男と女が山にドライブに行った時の話。
あなた
.........
カラ松
カラ松
..........
おそ松
おそ松
男と女は山で1日キャンプをしてから、日の暮れた頃に山を降りた。
トド松
トド松
...........
おそ松
おそ松
途中、車の中で口論になり女が1人で車を降りてしまった。
おそ松
おそ松
カッとなっていた男は、女を置いて少し車を走らせた。
おそ松
おそ松
だが途中で、山に女を一人きりにするのは可哀想だと思い返し、女のところまで戻り女を拾って2人はまた山を降りた。
おそ松
おそ松
2人は仲直りをした。
おそ松
おそ松
途中で女が「あの人も乗せていってあげようよ」そう言って、林の奥を指さした。
おそ松
おそ松
女が指さした先には、女が1人、こちらに手を降って立っていた。
おそ松
おそ松
だがその女は、手の甲をこちらに向けて手を振っていた。







続くぜ✨

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