その後、何回も勝負をし続けた2人。
でも、勝負はつかず...
てかなんでそんな勝負してんの?
バッティングコーナーの前で息を切らす2人の前におそ松とチョロ松が現れた。
バッティングをするため並んでいた小学生が、どんどん逃げていく...。
「ここです!!」
「何をやっているんだ!やめなさい!」
さっき逃げていった小学生達が警備員を連れて来てしまった。
人様に、迷惑かけやがって...
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「あのね、ここは公共施設なんです。」
「君達がギャーギャー騒ぐ場所じゃないの。」
「今日はあの子が止めてくれたからよかったけど、そうじゃなかったら君たち警察行きだからね?」
「君たちもう高校生でしょ?子供みたいなことは今後一切しないこと!」
「わかったかい!!」
🌴
自販機で買ったミネラルウォーターを2本抱えて歩く。
最初は人数分買ってあげようかと思ったけど、めんどくさいしお金ないからアイツらは回し飲みってことで。
それにしてもなんでいきなり勝負なんか始めたんだ??
制服からして、隣の松前高校かな...
男子高校生は、強引に腕を引っ張って外へと連れ出そうとする。
🌴
一松は突然立ち上がり、さっきあなたが歩いていった方へ足を進めた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。