まだ5月にもなっていないというのに、放課後の締め切った教室は汗をかくほど暑かった。
暇だったのでチョロ松の生徒会見学に(強制的に)行く予定だったが、今日は生徒会活動が無かったのでそこで解散となったが、やっぱり暇だったので教室で問題集をやっている間にいつの間にか寝てしまっていた。
窓を開けると、涼しい風が教室の中に入る。
気付くと時刻は6時過ぎになっていた。
校庭には、陸上部やサッカー部や野球部などが活動をしていた。
その中に、チョロ松と十四松の姿もあった。
一松は、しばらく2人の様子を見たあと教室を出ていった。
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私 あなたの何なのと
もっと早く聞いておけば
こんな夜は来なかった
あなたのものでもないのに
どうして今でも平気な顔で
私を抱きしめているの?
バカみたいじゃない
なんにもないじゃない
あなたはとても優しい人
それがいけなかったのね
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。