第2話

お隣さんは危険な男達。
4,330
2017/10/04 07:24
エレベーターのドアが開き、私は急いで降りようとした。

その時
ホソク
ホソク
待って!
あなた

え?

腕を掴まれ、びっくりしていると...
ホソク
ホソク
まだ話したいんだ!
ダメ...かな?
彼が少し下を向き、腕を掴んだまま頬を赤く染めていた。
私は彼の名前を聞いてなかったし、もっといろんな事を話したいなと思って
あなた

は、はい!
私も話したいです!

そう答えたら
ホソク
ホソク
あ、ありがと...//(にこにこ)
彼は照れながら笑った。
ホソク
ホソク
じゃあ、僕の部屋は...
あっ、荷物置きに行く?
あなた

はい!でも...部屋が分からなくって...ㅋㅋ

ホソク
ホソク
引っ越してきたばっかりだからねㅋㅋ
部屋の番号と階分かる?
あなた

これです!

そう言って私は部屋の鍵を渡した。
ホソク
ホソク
1階の...02号室?
あ、僕の部屋の隣だ!ㅋㅋ
あなた

あ!そうなんですかㅋㅋ
それなら、忘れないかもですㅋㅋ

ホソク
ホソク
だねㅋㅋ
じゃ、行こっか!
彼と部屋の前に着いた。
私は鍵を渡され、自分で開けた。
ドアを開け中に入ると...
ホソク
ホソク
うわぁぁぁ!!!!!
あなた

うわぁぁぁ!!!

急に彼が叫ぶからびっくりして私も叫んでしまった。
ホソク
ホソク
く、くもだぁぁぁ!!!
あなた

え...くもですか?

ホソク
ホソク
くも無理ぃぃぃ!!!
私はくもを掴んで外に逃がしてあげた。
ホソク
ホソク
あなたちゃん!!!
凄い!!!(きらきら)
あなた

あ、ありがとうございます...ㅋㅋ

??
大きな声聞こえてきたんですけど
ヒョン、どうしたんですか〜?
目をキラキラして褒めてくれたから少し嬉しくてにこにこしていると、後ろから聞いたことのある声が聞こえてきた。
私が振り向くと...
ホソク
ホソク
ジョングキ〜ㅠㅠ
くもがでてビックリしちゃって〜
私が目を見開くと彼も目を見開いた。
ジョングク
ジョングク
あなた...?
あなた

う、嘘...でしょ...?

ホソク
ホソク
なにジョングキ、知り合いなの?
ジョングク
ジョングク
はい...
あなた、久しぶり
一生聞きたくなかった声。
一生会いたくなかった人。
あなた

い、い、いやだ...

私は恐怖に怯え、その場からとにかく遠くへと遠くへと走っていった。
ホソク
ホソク
あ!!!あなたちゃん!!!
私が彼の声が聞こえて振りかえるとこの世で1番嫌いな顔で
ジョングク
ジョングク
やっと見つけた...
必ず捕まえてあげるよ...
そう小声で言ってにやっと笑った。

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