第20話

17.いざ、勝負
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2017/10/08 02:46
試合という名の告白当日。

『普通に告白したら大丈夫!私達恋道部が
居るから大丈夫』と原田先輩からメッセージが
きていた。
あなた

(みんな私の為に色々してくれた。
だから、頑張らなくっちゃ!)

髪と服装を鏡で確認し、家を出た。


































言われていた公園に着いた。
時計を見ると13:47
私の心臓はバクバクだ。

大きく深呼吸をする。ぐーっと伸びをする。

落ち着かない心臓。手のひらの汗がひどい。
西原翔輔
あなた……。
後ろから声がして、ドキッと心臓がなる。
実は最近、一緒に学校に行っていなかったので、
ちゃんと会うのは1週間振り……。
あなた

なんか、久しぶりだね。
……急に呼び出してごめんね。
ちょっと話があるの……。

西原翔輔
うん……。
小さく深呼吸をし、緊張で苦しい心臓を落ち着かせ、
ぎゅっと手を握りしめ、翔くんの目を見る。 
あなた

私、翔くんの事が好きですっ!

言ってしまった。翔くんから目線を下にそらした。
どんな顔をしているのか、見れない。
どんな返事が帰ってくるのか、怖い。

ギューッと目をつむっていると、
翔くんの声がした。
西原翔輔
……あなた。お、俺もお前の事が
ずっと小さい頃から好きだった……。

でも、ごめんな。俺、引っ越すんだ……。
あなた

……うん。知ってた。私知ってた……。
翔くんを悩ませたくなくって、
でもこの恋を後悔したくなくって……。
けどどうしたら良いのか分からなくってっ

ポロポロと涙が溢れだす。
あなた

けど、会えなくなる前に、翔くんに、
好きって言いたかったの……。

翔くんも私の事を好きって言ってくれた。
なのに、もうすぐ今まで毎日会っていた彼とは
簡単には会えない距離になってしまう。

嬉しいのに苦しい。
あなた

向こうでも元気でね!さような……

???
はい、ストップ!告白中にごめんね
ばっと声のした方を向くと、以外な人がいた。

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