第5話

662
2017/10/04 11:14
ギィッ
すばるは扉を開けてくれた。
中に入ると既に食事の準備が整っていた。
大倉忠義
お待ちしておりました。ニコ
私が入ると長身の方が声をかけてきてくれた。
大倉忠義
さぁ、こちらへ。
そう言って彼は私の手をとり、席へと案内してくれた。
席につくと、テーブルの上にはたくさんの豪華なごちそうが並べられていた。
あなた

美味しそう♪

そう思っていると、今度は男前な人が私の横にきた。
錦戸亮
こんばんは、ワインソムリエの錦戸と申します。ワインをお持ち致しました。
え、私まだ未成年だから飲めないよ…。
あなた

あの、私まだ未成年なんでお酒飲めないです…。

錦戸亮
ノンアルコールなので大丈夫ですよ。ニコ
あ、アルコール入ってないんだ…。
あなた

そ、そうですか…。

錦戸さんは私のグラスにノンアルコールのワインをついでくれた。
あなた

ありがとうございますニコ

横山裕
先程はどうもーニコ
あ、さっきの人だ。
あなた

あ、こんばんはーニコ

横山裕
こんばんはニコ  そろそろ晩餐会をはじめてもよろしいでしょうか?
あなた

もちろんです♪

横山裕
では…。ニヤッ
悪夢の時間はまだ始まったばかりだった…。

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